最近若者に急増しているというスマホ老眼がNHKテレビあさイチで紹介されましたのでまとめてみました。
スマホ老眼とは?
スマホ老眼は、ここ最近ニュースなどで耳にするようになってきました。
スマホが年々普及する中、スマホ老眼は、20代30代の若者を中心に急増してきているといいます。
老眼という言葉がついていますが、一般的な老眼と原因は、全く異なるものです。
一般的な老眼は、加齢によって、水晶体が硬くなり、それを調節する毛様体筋が弱ることでピント調節が上手くいかないことで起きます。
一方、スマホ老眼は、長時間スマホを使用することで起こるものです。
長時間スマホを見続けた後に視線をはずし他のものを見ようとした時、すぐにピントが合わなくてぼやけてみえる症状をいいます。
スマホ老眼は目の疲労によってピント調節が上手くいかなくなることで起こるものと考えられています。
今回、街角インタビューでは、なんと85%の人がスマホ老眼が疑われる症状を経験したことがあるということでした。
決して珍しい症状ではないようです。
ただちょっと目を使いすぎたかなと軽く考えて、放っておくのは良くないといいます。
スマホ老眼から眼精疲労に、また目以外の頭痛・肩こり・不眠を引き起こす原因にもなるといいます。
人は近くを見るとき、毛様体筋を緊張させ、水晶体を厚くさせることをしてピント調節します。
スマホを長時間使用するというのは、この状態をずっと続けることで、毛様体筋が疲れてピント調節が上手くいかなくということです。
番組の実験では、30分スマホを使い続けただけで、3~4歳ピント調節能力が落ちる結果となりました。簡単にピント調節能力は落ちるものなんですね。
また、スマホを使う子供に注意を促す眼科医もいます。
朝から晩まで四六時中スマホを使う子供がいます。
この場合、毛様体筋が凝り固まり調節痙れんを起こすことも。
そうなると最悪、内斜視という病気になることもあるそうです。
子供は本格的に目の不調がでないと訴えることはしないこともあるので、親が注意を払って目の不調に気づいてあげることも大切だといいます。
スマホ老眼の対策は?
では、スマホ老眼の症状がでてきたら、どうしたらいいのでしょうか。
スマホ老眼の症状がでているということは、目が疲労しているということです。
眼科医によるとまずは、スマホの長時間の使用は控えるようにして、とにかく目を休めることだといいます。
そのときの目の疲労をとる3つのポイントです。
目の疲労をとる3つのポイントとは?
- 1時間に1回、目を休める。ぼんやり遠くを眺める。時間はできれば10分程だが3分程でも効果的。
- 近くと遠くを見るストレッチを行う。手のひらと遠くを5~10回繰り返す。凝りをほぐす効果。
- 目を温める。40度くらいのおしぼりを寝る前に3分行う。血行がよくなり凝りがほぐれる。
※スマホ老眼の症状が良くならない場合は、眼科医を受診してくださいとのこと。
元々、人間は遠くを見ることが多い生活をしてきており、そのため遠くを見ることが目に負担がかからないようにできているそうです。ちょっとでも遠くを見る時間を増やすことが目にいいようです。
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まとめ
スマホ老眼について紹介しました。
老眼といっても一般的な老眼とは全く異なるもので、スマホの使い過ぎによる目の疲労からくるものです。
老眼と違って疲労が回復すれば元に戻るんですね。
ただ、放っておくと眼精疲労、さらに体の不調を招く恐れがありますのでスマホの使い過ぎにはくれぐれも注意が必要だということです。
スマホ利用時は、ちょっとでもいいから遠くをみるようなクセをつけるといいのかもしれませんね。
また、サプリで負担をやわらげるのもいいかもしれませんね。
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