TBSテレビ系「サタデープラス」2月27日で、健康効果抜群の食材、凍み大根が紹介されましたのでまとめてみました。
凍み大根の効果を教えてくれるのは武庫川女子大学 国際健康開発研究所 所長 家森幸男先生です。
家森幸男先生のプロフィール
武庫川女子大学 国際健康開発研究所 所長 / 教授
京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。京都大学名誉教授。現在、武庫川女子大学教授、兵庫県健康財団会長、NPO 法人世界健康フロンティア研究会理事長。
ベルツ賞(1993)、紫綬褒章(1998)、杉田玄白賞(2004)、瑞宝中綬章(2012)など受章。 『世界一長寿な都市はどこにある?』(岩波書店)他、著書多数。
凍み大根の効果は?
凍み大根は、食材と健康長寿に関する研究を30年以上続けている家森先生オススメの食材です。
凍み大根とは、寒い地域で大根を乾燥させて作られる乾物です。地域によってはへそ大根とも呼ばれています。
乾燥させることで栄養素が凝縮され栄養価が高くなり、さらに凍結と解凍を繰り返した大根なので細胞が壊れて、腸で栄養が吸収されやすくなっています。
凍み大根にはカリウムが豊富に含まれ、高血圧予防に効果的です。鉄分も多く貧血予防にも効果的です。
乾燥させて栄養素が凝縮しているので生の大根に比べてカリウムをはじめ、鉄分、カルシウムなどのミネラル分がとても多くなっています。他にも疲労回復に効果的なビタミンB1、B2も増えています。
また食物繊維も生の大根に比べて16倍になって増えているので、食物繊維による悪玉コレステロールを減らす効果や腸内環境が整うことで便秘改善や美肌効果が期待できます。
凍み大根の作り方レシピ
凍み大根の作り方は簡単ですが、夜は、大根が凍らないといけないので氷点下以下になる寒い地域でないと作れません。
材料
大根
作り方
(1) 皮をむき、大きさを揃えて輪切りにする。
(2) 菜箸が通るほどに約5分茹でる。
(3) 茹で上がったら大根の中央部分に穴をあけ藁を通す。
(4) 軒下に吊るす。
(5) 1ヶ月以上干して乾燥したら出来上がり。
※夜間は氷点下で大根が凍り、昼は日光で溶け、凍結と解凍を繰り返すことで乾燥させますので、気温がとても重要です。
凍み大根料理
凍み大根料理としては、ニシン、昆布、野菜で煮込んだ田舎煮、鶏肉と野菜で煮込んだ凍み大根汁などがあります。
信州そばに入れても合うといいます。
凍み大根を食べている方の肌年齢は?
今回、この凍み大根を毎日のように食べるという生産地である長野県飯山市の女性の方の肌年齢をチェックしました。
検査をした8名の方の肌年齢はなんと平均-11歳で、実年齢よりとても若いという結果となりました。凍み大根の効果が出ているのかもしれません。
凍み大根の販売店は?
長野県の道の駅・東京の長野アンテナショップで販売されています。
長野県の道の駅
www.michieki.jp/pref/nagano/
長野県のアンテナショップ 銀座NAGANO
www.ginza-nagano.jp/
※凍み大根は希少な食材のため有無や入荷時期などは来店前に電話で問い合わせたほうがいいそうです。
凍み大根の通販・お取り寄せは?
凍み大根(へそ大根)は大手通販ショップの楽天市場などから購入することができます。
■凍み大根(へそ大根)[通販]
凍み大根のまとめ
凍み大根を紹介しました。
凍み大根は、栄養が凝縮した健康効果抜群の食材です。
寒い地域でないとなかなかお目にかかることはない食材ですが、ネットで手軽にお取り寄せすることもできます。
大根が好きな方なら、一度は食べてみたい食材ではないでしょうか。