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コレステロール

コレステロールの摂取制限は必要ない アメリカ 飽和脂肪酸・トランス脂肪酸に注意 NHKあさイチで紹介

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先日、コレステロールの摂取制限は必要ないという驚きの見解がアメリカの食事指針諮問委員会で発表されました。
NHKあさイチ2月25日でも取り上げられましたので紹介します。
解説:帝京大学臨床研究センター長・医師 寺本民生先生

コレステロールの摂取制限は必要ない

アメリカの食生活ガイドライン諮問委員会は、コレステロールは過剰摂取の不安がある栄養素ではない、つまりコレステロールの摂取量を制限する必要はないという新たな見解を発表しました。アメリカではこれまでコレステロールの摂取目安量は1日300mg以下でしたが設定しないという方針になりました。
実は、日本でも来年の指針では、コレステロールの制限は設けないということになるそうです。

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でも、これって一体どういうこと?

これまでコレステロール値が高くて、制限していたのに無駄だったってコト?
じゃあ、これからは肉や卵を思いっきり食べてもいいってコト?
と思いそうですがあさイチではこういった見解でした。
Q.本当に食べていいの?
コレステロールが正常な人の場合、あまり気にすることはない。
ただし、大量に食べていいってことではない。
Q.なぜ方針が変わったのか?
食事から摂取するコレステロールは、人のコレステロール全体の15~30%で、それ以外は肝臓で作られるもの。食事で摂ったコレステロールは、血中に及ぼす影響力はそれほど大きくないということが分かってきたため。
つまり食品中のコレステロールはそのまま血液中のコレステロールになるわけではないということ。
Q.制限はムダな努力?
悪玉コレステロール値が基準値の範囲内の人は、コレステロールをあまり気にせず食べてもOK。ただし悪玉コレステロール値が基準値より高い人は、これまで通り医師と相談を。
これは、食事によるコレステロールが血中に及ぼす影響力は個人差があり、中には影響力が大きい人もいるため。
飽和脂肪酸・トランス脂肪酸に注意
食事に関しては、コレステロールよりもむしろ、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸に気をつけたほうがいいとのこと。飽和脂肪酸、トランス脂肪酸がコレステロール処理機構を悪くすることでコレステロールに影響を与えるといいます。
飽和脂肪酸はバターや肉、トランス脂肪酸はマーガリンやケーキなどに含まれます。
最近よくマーガリンはトランス脂肪酸が含まれよくないといわれますが、バターに変えても飽和脂肪酸が含まれているので変えてもあまり意味がないとのこと。

Q.食事が占める割合が少ないのでコレステロールを下げる食事は意味がないの?
不溶性食物繊維、海藻類などコレステロール値を下げる食べ物は、やはりコレステロール値を下げる効果があるので食べたほうがいい。ただそんなに下がるものではない。

アメリカでは、食事によるコレステロール摂取と血液中のコレステロールの間に明らかな関連性はないとの見解でしたが、あさイチでは、影響は少ないけどたくさん摂るとやはり影響しますよといった感じでした。

食べ物でコレステロール値を気にするなら、コレステロールを含む食品より、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸を含む食品を気にしたほうがいいということでしょうか。

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