TBSテレビ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)」10月21日で膝痛が簡単に解消できる方法が放送されましたので紹介したいと思います。
教えてくれるのは、膝痛の名医 お茶の水整形外科 院長 銅冶英雄医師です。
これまで3万人以上の膝痛の患者さんを治療してきた方です。
膝痛改善体操 簡単1日3分
女性に特に多いと言われる膝痛です。原因の多くは膝軟骨のすり減りです。
そんな膝痛を簡単な体操で改善することができるといいます。
膝痛のタイプ
まずは膝痛のタイプです。タイプは2つです。曲げて痛いタイプと伸ばすと痛いタイプです。これにより対処する体操も違ってきます。
■曲げて痛いタイプの判別法
<やり方>
(1) 膝に手を当ててゆっくり曲げる。(2) これを3回繰り返す。
膝に痛みや違和感を感じたらこのタイプ。
運転手や事務員など普段座りっぱなしの人に多い。■伸ばすと痛いタイプの判別法
<やり方>
(1) 膝を軽く曲げゆっくり伸ばす。(2) これを3回繰り返す。
膝に痛みや違和感を感じたらこのタイプ。料理人や販売員など普段立ちっぱなしの人に多い。
それぞれのタイプの改善体操です。
膝を曲げると痛いタイプの改善体操
<やり方>
(1) ひざ丈ほどの椅子に浅く腰掛け痛む側の足を軽く前に伸ばす。(2) 両手で膝を押し込み2秒キープ。
(3) 伸ばしたり曲げたりを10回繰り返す。
1セット10回 1日合計6セット(所要時間3分)
膝を伸ばすと痛いタイプの改善体操
<やり方>
(1) ひざ丈ほどの椅子に痛む側の足を乗せ膝の上に両手を重ねて載せる。(2) 体の重心を前に移動させながら膝を前に突き出し深く曲げる。限界まで曲げたところで2、3秒キープし元の姿勢に戻す。
(3) 曲げたり伸ばしたりを10回繰り返す。
どちらも膝痛がない人が行うと膝痛予防になる。
なぜ、こんな簡単な体操で膝痛の改善ができるのか?
普段、膝の曲げ伸ばしをする機会はあまりありません。このような運動をすることで、ずれた軟骨が元の位置に戻り、軟骨が削れて飛び散らないようないしているからだと考えられます。
膝痛改善体操の検証
今回、膝痛に悩む女優のかとうかず子さんに実際、膝痛改善体操を行ってもらいどれだけ改善されたか検証を行いました。
検証はタイムド・アップ&ゴーテストのタイムを計測することで検証しました。
■タイムド・アップ&ゴー
椅子から立ち3m離れた目印をなるべく早く回り戻る時間を計測するもの。
膝痛が改善されているかどうかをみる日本整形外科学会が指定する実際の医療現場で使われる検査です。
かとうかず子さんのタイムド・アップ&ゴーテストのタイムは、1週間後には1秒も速くなりました。1秒も速くなったということは、膝痛が改善されたと考えられるそうです。
膝痛に悩む一般の女性の方、10名の方にも行ってもらいました。
10人中10人、タイムド・アップ&ゴーテストのタイムが速くなりました。全員の膝痛が改善されることになりました。
膝痛は、意外にもこんな簡単な体操で改善できるようです。
膝痛予防法
普段の生活で膝にはあまり負担をかけないようにした方がいいといいます。例えば、無理な階段の上り下りや1時間以上のウォーキングです。運動は体に良いですが、やりすぎは膝にも負担のようです。
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