高カカオチョコレートはいま様々な健康効果があるということで人気です。テレビ朝日「グッドモーニング」でも取り上げられましたので紹介したいと思います。
目次
高カカオチョコレートとは?
チョコレートの消費量は、年々増えており人気です。
実際、40歳以上のアンケートでも8割の人がチョコレートをよく買うという結果になりました。
チョコレートの中でも、様々な健康効果があるといわれ、中高年の方に大人気なのが高カカオチョコレートです。
高カカオチョコレートは、カカオが70%以上含むチョコレートのことです。一般のチョコレートよりもカカオポリフェノールとカカオプロテインの2つの健康成分を多く含みます。
高カカオチョコレートの効果とは?
チョコレートといいと甘くて、太りやすく、健康効果なんてないんじゃないのというイメージを持つ方もイルカと思います。
でも高カカオチョコレートとなると、ちょっと違います。
それは、カカオポリフェノールとカカオプロテインの2つの健康成分を豊富に含んでいるからです。
カカオポリフェノールは、強い抗酸化力があり、血管を拡張による血圧低下作用、動脈硬化予防、抗ストレス作用、美容効果、アレルギーの改善効果、脳の活性化作用があると言われています。
カカオプロテインは、便秘改善効果があり、大腸がん予防も期待されています。
高カカオチョコレートの便秘改善・大腸がん予防効果とは?
長年チョコを研究している帝京大学理工学部 准教授 古賀仁一郎先生と株式会社明治による次のような実験により便秘改善効果が確認されました。
<実験内容>
20歳~50歳未満の女性16人の方に高カカオチョコを1日25gを2週間食べ続けてもらいました。
その結果、腸内の長寿菌と呼ばれる善玉菌が約4%から約8%と2倍に増えました。
これは、チョコレートのカカオプロテインが消化されず大腸まで届いた結果、長寿菌のエサとなり長寿菌が増えたと考えられます。
善玉菌が増えることで腸内環境が整ったことやカカオプロテインが食物繊維と同じように便のかさを増すことで便秘改善効果があることが分かりました。
さらに、今回増えた長寿菌にはがん細胞を抑える作用があるので大腸がん予防の可能性も大きいことが分かりました。
高カカオチョコレートの高血圧改善効果とは?
長年チョコを研究している愛知学院大学心身科学部 教授 大澤俊彦先生と株式会社明治による次のような実験により高血圧改善効果が確認されました。
<実験内容>
45歳~69歳男女82人の方に高カカオチョコを1日25gを4週間食べ続けてもらいました。
その結果、最高・最低共に平均6下がるという結果になりました。
中には、最高162最低99 → 最高136最低84とかなり下がり正常値になる人もいました。
これは、チョコレートのカカオポリフェノールによって、血管が拡張することで血圧が下がったと考えられます。
高カカオチョコレートの脳若返り効果とは?
内閣府ImPACT山川プログラムと株式会社明治の共同研究による次のような実験により高カカオチョコレートには脳の若返り効果の可能性があることが確認されました。
<実験内容>
45~68歳の成人男女30人(男性15人、女性15人)に、高カカオチョコレート(カカオ分70%以上のチョコレート25g)を4週間摂取してもらい、その前後の脳の健康度を「大脳皮質の量」「神経線維の質」という2つの観点から評価するというもの。そして、同実証トライアルの結果、高カカオチョコレートに大脳皮質の量を増やし、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認した。
通常、年齢とともに減少していく大脳皮質の量が増えるという脳の若返り効果がチョコにあるかもしれないというスゴイ効果が期待されています。
物忘れが増えてきたなら高カカオチョコレートを食べたほうがいいのかもしれませんね。
他にもカカオのみに含まれるテオブロミンンが気持ちを落ち着かせるリラックス効果があると言われています。
高カカオチョコレートの1日の摂取量は?
チョコレートといえば、やはり太るイメージがあります。
さらに高カカオチョコは、一般的なチョコよりも高カロリーで高脂質です。
たくさん食べれば、やはり太ります。
では、1日どれだけの量が適量なのか?
1日25gです。
この量であれば、実験でも体重も肥満指数であるBMI値の変化は無いという結果が出ています。
高カカオチョコレートはいつ食べるのがおすすめ?
カカオポリフェノールが血液中に増加するのがチョコを食べて1~2時間後で3~4時間後には無くなると言われています。
なので、25gのチョコを一度に食べるより、数回に分けて食べるのがオススメです。
また、高カカオチョコレートと良い食べ合わせのものとしてオレンジがあります。オレンジジュースでもOKです。
なぜ良いかというと、オレンジに含まれるβカロチンの吸収をチョコが助けてくれるからです。
βカロチンは、強い抗酸化力を持つ栄養素です。
体内ではビタミンAとなり、粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つ働きがあります。美肌効果があることでもよく知られています。
高カカオチョコレートの売上ナンバー1は明治!
高カカオチョコレートは、明治、森永、ロッテなど各社から発売されています。
今回、実際に実験で使用されたとされる高カカオチョコレートは、明治 チョコレート効果72%です。
高カカオチョコ売上ナンバー1チョコです。
1日5個で25gです。
つまり、毎日、明治 チョコレート効果72%を5個食べれば、高カカオチョコレートの効果が期待できるわけですね♪
明治 チョコレート効果「ポリフェノール量」篇CM動画
明治 チョコレート効果72%の口コミ・評判は、どうなんでしょう。
ということで、実際に食べた方の口コミをいくつか紹介します。
苦味の中に甘みが程よく感じられ、とても食べやすいです。この絶妙なバランスがとってもおいしい。これ以上カカオ分を上げると恐らく苦味が強くなるので、気軽におやつ感覚で続けるならこのくらいが一番だと思います。
好きが分かれる商品ではあると思います。健康のため半分、間食用半分という用途で私は利用してます。あくまで個人観点ですが、食物繊維の影響か食べた日にはすごくお通じがよくなります。このチョコの効能かなって思ってます。
甘さギリギリOKで健康的なチョコレート! チョコ食べたいが糖質が・・・、という方には甘さもギリギリな72%が最高です。
明治 チョコレート効果72%は、スーパーなどで手軽に購入できますが、まとめてお得に買うならネット購入もおすすめです!
ローチョコレートが注目!
高カカオチョコレートが人気ですが、最近注目されているのが、ローチョコレートです。
通常のチョコレートは、カカオ豆を100℃以上で焙煎する工程があります。その結果、ビタミンC、ミネラル、酵素などの熱に弱い栄養素は壊れてしまいます。
ローチョコレートは48℃以下の低温で時間をかけて作られます。そのため熱に弱いビタミンC、ミネラル、酵素は壊れずそのまま栄養を摂ることができます。
ビタミンCはカカオポリフェノールの酸化を抑える働きがありますので、ポリフェノールの効果の持続時間を伸ばすことが期待できます。
栄養素を壊さずに摂れるチョコとして注目なんですね。
まとめ
高カカオチョコレートについて紹介しました。
高カカオチョコレートは、様々な健康効果があると人気です。
チョコが好きな方にとっては、罪悪感なく食べることができて嬉しいことですね。
でも、食べ過ぎには注意ですね。