健康長寿の道

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お風呂(湯船)の温度と効果 肩こり・腰痛・冷え性改善 早坂信哉先生 ゲンキの時間

   

お風呂

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TBSテレビ「ゲンキの時間」11月26日でお風呂(湯船)の温度と効果について放送されましたので紹介したいと思います。今回、解説してくれる先生は、温泉療法専門医である東京都市大学 教授 早坂信哉先生です。

お風呂(湯船)の温度と効果

お風呂には、血流促進、肩こり・腰痛・冷え性改善、デトックス効果など
様々な健康効果が期待できます。

でも重要なのが、お風呂(湯船)の温度だということをご存知でしょうか。
普段、お風呂の温度を細かく気にする人はあまりいませんが、
実は、1℃の違いで体に与える影響は、大きく変わるんです。

42℃の場合、血圧と心拍数は上がります。
41℃の場合、血圧と心拍数は下がります。

なぜ、わずか1℃違うだけで体に与える影響が違うかというと、
42℃は、自律神経の境界線だからです。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経が優位になると、血圧と心拍数が上がり、
副交感神経が優位になると、血圧と心拍数は下がります。
42℃では、交感神経が優位になり、41℃では、副交感神経が優位になるためです。

この1℃の違いを利用して、次の様々な健康効果につなげることができます。
早坂先生は、この入浴法を「1℃の方程式」と呼んでいます。

■肩こり・腰痛改善 → 41℃×10分の入浴
41℃のお風呂は、筋肉が柔らかくなりますが、
42℃以上になると、逆に筋肉が硬くなるためです。

■呼吸器(気管支炎・鼻炎など)改善 → 42℃×5分の入浴
42℃のお風呂に入ることで交感神経が優位になります。
気管支は、交感神経優位で拡張する作用があります。
蒸気を吸うことで鼻腔内の毛細血管が収縮し、呼吸がしやすくなります。

■冷え性改善 → 41℃×15分の入浴
42℃のお風呂は、交感神経が優位になり血管が収縮して血流が滞ります。
さらに発汗も促され、体が早く冷えてしまいます。
一方、41℃のお風呂なら体が冷えることはありません。
さらに温冷交代浴がオススメです。

温冷交代浴とは
41℃以下のお風呂に3分入った後、
手足・足先に約25℃のシャワーを30秒当てます。
これを3回繰り返します。
温度差により、毛細血管が拡張・収縮を繰り返し、
ポンプ作用で抹消まで血液が運ばれ、冷え性改善につながります。

■免疫力アップ → 41℃のお風呂
免疫力は副交感神経が高まったリラックスした状態で上がると言われています。
41℃は副交感神経が高まるため免疫力がアップします。
続けることで免疫力維持につながります。
実験でも3名の方全て、41℃の方が免疫力がアップするという結果となりました。

健康のことを考えると副交感神経が高まる41℃以下がオススメですが、
どうしても熱いお風呂に入りたいという方には、いきなり熱いお風呂に
入るのではなく、徐々に温度を上げるのがオススメです。
湯船の温度調節が難しい場合は、シャワーを使い、40℃くらいから
始めて徐々に温度を上げていきます。その場合は、手足など体の端から
かけていきます。

ただし、ぬるめの入浴でも長時間入ると、皮脂が落ちすぎ、肌の乾燥を招く恐れが
ありますので、注意が必要です。

入浴時の注意点

健康効果が期待できるお風呂ですが、間違った入浴は、とても危険です。
入浴中に死亡する人は、1年で約1万9千人もいます。
この数は、交通事故死の人数よりも多いといいます。
入浴時に注意しておきたいいくつかのポイントがあります。

・いきなり熱いお風呂に入らない
血管や心臓に大きな負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞になりかねません。
熱いお風呂に入りたいという方、先ほど説明したように、
低い温度のお湯から徐々に温度を上げるようにします。
また、熱さに対する肌感覚も年を重ねるたびに鈍くなります。
特に、高齢者の方は、お風呂の温度には注意が必要です。

・長湯をしない
お風呂の長湯は、脱水症状や熱中症につながります。
脱水状態にならないようお風呂に入る前には、コップ1杯の水を飲むことを心がけます。

・入浴前に脱衣所・浴室を暖める
冬は急激な温度差によって心臓に大きな負担をかけてしまい、
心筋梗塞・脳梗塞のリスクを高めます。

・急に立ち上がらない
立つときは、手すりや浴槽の縁に手をかけてゆっくり立ち上がります。
お風呂に入ると血管が広がります。
その状態で、急に湯船から立ち上がると、血液が下半身に流れ、
脳貧血を起こし倒れる危険があるからです。

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今回、解説してくれた早坂先生の入浴に関する本です。

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 - 健康トピック

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