夏肩こりというちょっと聞き慣れない肩こりがTBSテレビ「あさチャン」6月29日で取り上げられましたので紹介したいと思います。教えてくれるのは肩こりに詳しい首都大学東京 竹井仁先生です。夏肩こりの予防・解消法について教えてくれました。
夏肩こりとは
肩こりは夏に限らず、男女問わず多くの人を悩ますものです。では、夏肩こりって、どういう肩こりなのか。予想通り、冷房による肩こりでした。夏は特に冷房による肩こりに要注意だといいます。冷房に長時間あたったり、暑い外から急に冷えた室内に入ったりすることが、肩こりを招く原因になるといいます。肩こりのメカニズムはこんな感じです。
冷房で身体が冷やされる → 筋肉が緊張、血管が収縮 → 血流が悪化 → 疲労物質がたまる → 肩こり(肩の痛み・だるさ)
さらに、日頃から肩こりを感じやすい人が冷房にあたれば、短時間で血流が悪くなり、肩こりを感じるんだそう。夏肩こりを放置すると慢性的な肩こりに陥るといわれます。
夏肩こりの対策
では、夏肩こりはどう対処すればいいのか?
答えは簡単でした。体を冷やさないことです。具体的にはこんな感じです。
・上着を羽織る、ひざ掛けをする、靴下をはく
夏肩こり解消20秒体操
竹井先生による、夏肩こりを解消するたった20秒の簡単体操です。肩まわりをはじめ体全体の血行が良くなる体操です。
<やり方>
(1) 右腕を上げて頭の後ろに、左腕を背中の後ろに回す。この時両ヒジは直角に曲げる。そのまま5秒間キープ。
(2) 体をそのままにして上半身を左側に倒し5秒間キープ。
(3) 腕を入れ替えて反対側も同様に行う。
これを1セットとして2、3セット行うのが目安。
冷房で冷えた時、肩こりを感じた時などに行うと効果的。1セットでもOK。
※痛み、しびれなどが出る方は整形外科の先生に相談の上、行ってください。
肩甲骨を動かすので背中がリセットされた感じがしていいですね。デスクワークの方にはオススメかもしれません。