NHKテレビ「ガッテン」5月25日で目パッチリメイクで頭痛・肩こり・腰痛が解消する方法について放送されましたのでまとめました。
まぶたがたるむことで頭痛・肩こり・腰痛に
頭痛・肩こり・腰痛の原因は様々ですが、その一つにまぶたのたるみがあるといいます。
これはどういうことかというと次のような2つのメカニズムがありました。
■その1
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まぶたを上げようと眉を上げる
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額にシワが寄り前頭筋(額の筋肉)に力が入る
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前頭筋がつながっている後頭部の筋肉にも力が入り緊張する
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頭痛・首こり・肩こり・腰痛を引き起こす
■その2
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アゴを上げて見ようとする
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首や肩に力が入り緊張する
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頭痛・首こり・肩こり・腰痛を引き起こす
どうしてまぶたがたるむのか?
まぶたは上眼瞼挙筋、腱膜、瞼板の3つによって引き上げられます。でも、このうち腱膜は弱く物理的な刺激で切れたり、はずれたりして損傷を受けやすい部位です。それによりまぶたはたるむと考えられます。腱膜は、画像に映らない繊細なものです。
まぶたがたるむ原因は、加齢によるものと腱膜が損傷を受ける2つの生活習慣の3つが考えられます。
■まぶたがたるむ原因
1.加齢によるもの
2.まぶたを強くこする(花粉症・アレルギー・メイク落としなど)
3.ハードコンタクトレンズを長期間使用。内側から腱膜が損傷を受けるため。
ソフトコンタクトレンズも付け外しに注意。
まぶたはデリケートな部位なので普段からやさしく扱わないといけない所です。
眼瞼下垂
まぶたのたるみがひどくなると、まぶたがたれて瞳孔にまでまぶたがかかってきます。
このような重い症状の場合は、眼瞼下垂という病気と診断されます。
眼瞼下垂の治療は、手術しかないといいます。
費用:日帰り・両目で1万5千円~5万円(保険適用の場合)
まぶたのたるみチェック
自分のまぶたがたるんでいるかどうかの簡単チェックです。初期の場合、ほとんど自覚症状がありませんのでこのチェックはオススメです。
まぶたのたるみチェックその1
<やり方>
(1) 目を閉じて眉毛を指で押さえ、眉をうごかさないようにする。
(2) ゆっくり目を開ける。
瞳孔にまぶたがかかっていなかったらOK。もしかかっていたらまぶたがたるんできている。
まぶたのたるみチェックその2
<やり方>
(1) 一円玉に6cmほどの糸をつけてテープでまぶたにぶらさげる。
(2) 眉毛を指で押さえ目を開ける。
瞳孔にまぶたがかかっていなかったらOK。もしかかっていたらまぶたがたるんできている。
目パッチリメイクで頭痛・肩こり・腰痛解消
まぶたのたるみで頭痛・肩こり・腰痛がある場合、どうしても手術が嫌な方やまぶたのたるみが軽度の方は、目パッチリメイクをすることで、このような体の不調を改善する効果が期待できるといいます。これは眼瞼下垂を手術で治療する医師のお墨付きの方法です。
やり方は、二重まぶたにするメイク用品を使用し、二重まぶたにするだけです。
二重まぶたにするメイク用品はテープタイプやのりタイプがあります。
目パッチリメイクの検証実験
番組ではまぶたにたるみがあり肩こりなどに悩む5人の方に目パッチリメイクを1週間行なってもらい効果があるかどうか検証実験を行いました。
筋硬度計で計測した結果、5人中4人の方の数値が2割程下がり、実感としても肩こりや首こりの改善が感じられたそうです。目パッチリメイクは、1週間という短期間でも効果が出るみたいです。
さらに目をパッチリ二重にすることで気持ちも若返り、明るく元気になる効果もあるみたいです。
1人の方に改善が見られなかったですが、これはうまく二重まぶたにできなかったことが原因の一つと考えられました。うまく二重まぶたにすることもポイントです。