筋膜はがしとは?
いま注目の筋膜はがしをご存知でしょうか。肩こりや腰痛に効果的だと言います。TBSテレビで取り上げられましたので紹介したいと思います。
そもそも筋膜とは?
そもそも筋膜はがしの筋膜とは、どんなものでしょうか。
筋膜は、あまり馴染みのないものですが、その名の通り、筋肉一つ一つを覆っている膜のことです。
鶏肉に薄い膜がありますよね。あれが筋膜です。この膜は、コラーゲン(膠原)線維とエラスチン(弾性)線維の2つの線維が網目状に折り重なったものから出来ています。
この筋膜は、全身をボディースーツのように覆って、筋肉、骨、臓器などを正しい位置に支える役目をしていることから、第2の骨格とも呼ばれています。
筋膜が慢性の肩こり・腰痛の原因
最近では、慢性の肩こり、腰痛の原因のほとんどは筋膜が原因だというのが一般的な考え方となってきています。
この筋膜、正常な場合は、うまくバランスをとりあっていますが、どこかの場所で硬くなりほぐれなくなると、それによって全体の筋膜が引っ張られ、次第に体が歪んでいきます。
この状態が長く続くと、慢性の肩こりや腰痛につながるということです。
筋膜が硬くなる原因は?
では、どうして筋膜が硬くなるのでしょうか?
それは普段からの悪い姿勢にありました。例えば、猫背の姿勢でパソコンを長時間行ったり、バッグをいつも同じ肩にかけ続けたりすることです。
このようなことで筋膜の一部が硬くなってしまうと考えられます。
硬くなった筋膜は、どうしたらほぐすことができるの?
そこで登場するのが筋膜はがしです。筋膜はがしで硬くなった筋膜を刺激してほぐします。
肩周りや背中、腰周りなどの筋膜をほぐすことにより、慢性の肩こり、腰痛も改善されるといいます。また、肩こり、腰痛がない人にも予防になります。
筋膜はがしのやり方は?
では、筋膜はがしのやり方は、どうすればいいのでしょうか。
筋膜はがしはグッズを用いて行います。
筋膜が硬くなりやすいポイントにグリッドフォームローラーと呼ばれる筒状のグッズを置き、圧をかけて前後に転がし筋膜を伸ばします。痛気持いいい場所を探しながら行います。
太ももの前をほぐす場合は、うつ伏せになり、太ももを当てて、前後に転がします。
腰回りをほぐす場合は、横になって腰に当てて、前後に転がします。
筋膜はがしで使うグッズは、グリッドフォームローラーだけでなく様々なものがあります。
グリッドフォームローラーの他にもランブルローラー・ロールリカバリーなどがあります。
このようなグッズを使えば、自宅でも簡単に筋膜はがしができます。どのグッズも痛気持ちいいみたいです。
ランブルローラーは、以前女優の綾瀬はるかさんがコロコロと呼んで健康グッズとしてハマっているとTBSテレビの番組に出演されたときに紹介していました。ロケなどにも持っていくそうです。
ロールリカバリーは、太ももやふくらはぎにはさんで前後に転がします。
ロールリカバリーは、アスリートがよく使っているグッズです。筋膜はがしのグッズでスタンダードといえばグリッドフォームローラーでしょうか。
■グリッドフォームローラー
また、専用グッズがなくても、身近なものとしてテニスボールを使っても筋膜はがしはできます。肩やお尻などに当てると効果的だといいます。
テレビを見ている時など、脇の下に置いて前後に動かすなどながらで行うのがオススメです。テニスボールを当てるだけでも、痛気持ちいいですし、体がラクになりますね。
筋膜はがしは、ジムでも行われています。
■フィットネスクラブ・スポーツジムFitbox FunC (東京都大田区)
www.pgf97.jp/
実際、筋膜はがしを行っているジムの利用客の人に聞くと、「楽になった」「だるさが抜けた」「腰痛がなくなった」「肩が動きやすくなった」など、とても好評でした。
筋膜はがしは筋膜リリースとも呼ばれ、肩こり、腰痛にとても効果的な今注目の健康法です。
筋膜はがしのやり方を紹介した動画
■グリッドフォームローラーでふくらはぎをほぐす動画
■ランブルローラーの使い方の動画
まとめ
筋膜はがしについて紹介しました。
筋膜はがしは、肩こり・腰痛に効果があると評判です。
筋膜はがしを行うには、グリッドフォームローラーなどのグッズが必要ですが、肩こり、腰痛でお悩みの方には魅力的な方法ではないでしょうか。
専用グッズがない方は、まずはテニスボールではじめるのもいいかもしれませんね。