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ストレス・疲労

夏バテの新原因うつ熱 汗腺機能アップ汗出し入浴法 半身浴 たけしのみんなの家庭の医学

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テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」8月11日で、夏バテの新原因としてうつ熱が紹介されました。うつ熱とは一体どんなものかまとめてみました。今回うつ熱について教えてくれるのが 愛知医科大学 生理学講座 講師 西村直記先生です。

夏バテの新原因 うつ熱

夏バテといっても原因は様々です。その1つにうつ熱があるといいます。うつ熱自体、あまり聞き慣れない言葉です、うつといってもうつ病とは全く関係はありません。

■うつ熱とは
身体の熱をうまく放出できず、熱がこもり、体温が異常に上昇し、ぼーっとしたり、だるいなどの症状が起きる状態のこと。つまり「うっ滞した熱」ということ。

うつ熱の状態になると、夏バテと感じるだけでなく、体温が上昇することで熱中症を引き起こす危険もあるいいます。つまり、うつ熱は熱中症の予備軍であるとも考えられるそうです。

では、どんな人がうつ熱になりすいのか?

それは、あまり汗をかかない人でした。例えば、岩盤浴など通常なら汗がしっかり出る環境なのに、そんな場所でもあまり汗をかかない人です。さらにその汗は、塩分濃度が高いという特徴があります。この塩分の濃い汗は、蒸発しにくいのでは、熱が奪われにくく、さらにうつ熱を招きやすくなるといいます。

なぜ少量の汗しかかけなくなり塩分は濃くなるのか?

それは、汗腺機能の低下にありました。通常、汗腺は血液中から塩分だけを吸いあげ、それにより水分が引き寄せられ、そして塩分だけを再び血液中に戻し、水分を汗腺から放出します。この機能が低下すると、十分な水分を引き寄せられず、あまり汗がでません。さらに塩分を血液に戻す力も弱いので、塩分の濃い汗が出るということです。

では、なぜ汗腺機能が低下するのか?

一番の原因は、暑熱順化ができていないことでした。ちょっと難しい言葉ですが、暑熱順化とは、体が暑さに順応することだそうです。つまり、通常、暑い季節になると体が汗をかくことで体温調節をして夏の暑さに慣れていきますが、それができていないということです。これは、エアコンの過度の使用が主な原因で運動不足も原因になるといいます。
もう一つの原因は、水分摂取量の少なさでした。これも当然、汗もかきにくくなります。

こうみると、エアコンをあまり使用すると良くないように思えますが、熱中症予防のために特に高齢者の方は積極的に使った方が良いとのこと。汗をかく習慣は、1日に短時間だけで十分とのこと。

また顔や脇汗をかきたくないという人は、わき・胸を下着などで圧迫すればいいとのこと。舞妓さんは、顔に汗をかかないよう、帯で締め付けているそうです。

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夏バテ解消 汗出し入浴法

汗腺機能が低下していても、汗をかけば短期間でアップするといいます。そこで自宅で良い汗をかくのにオススメなのがお風呂でした。どうせなら、より効果的に良い汗をかきたいものです。ということで効果的に汗が出る汗出し入浴法です。教えてくれるたのは、温泉や炭酸でお馴染みの国際医療福祉大学大学院 教授 前田眞治先生です。

汗出し入浴法

半身浴を行う。半身浴のほうが、全身浴よりも肌が空気に触れる面積が多いので汗をかきやすく汗が蒸発しやすい。体温上昇が緩やかなので安全で効率的に汗が出る。
・38~39度のぬるめの湯
・時間は約30分
一週間行えば汗腺機能もアップし汗の質の改善が期待できる。

まとめ・感想

夏はシャワーで済ませる人も多いかと思いますが、うつ熱予防や汗腺機能アップのためには、湯船に入ったほうがいいようですね。

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