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肩こり・腰痛・膝痛

肩こりの新原因 脳の誤作動 解消法はハンガー反射・昼寝 たけしのみんなの家庭の医学

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テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」7月28日で肩こりの新原因として肩ではない脳の誤作動について放送されましたので取り上げてみました。今回、肩こりについて教えてくれるのが肩こり治療のスペシャリスト 川崎市立多摩病院 医師 堀内正浩先生です。

肩こりの新原因 脳の誤作動とは

世の中、肩こりに悩む人は多く、特に女性で悩んでいる人が多いと言われます。通常、肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉である僧帽筋を中心にその深層や周辺の筋肉が硬くなることで痛みが発生するというものです。その原因としては様々ですが、よく言われるのが、パソコンなど同じ姿勢で行う長時間のデスクワーク、眼精疲労、運動不足などがあげられます。しかし近年、新原因として肩が原因ではない肩こりがあることが分かっといいます。それが脳の誤作動による肩こりでした。色んな肩こりがあるものだと思いますが、この新原因の肩こり、番組で行われたチェックでは12名中10名が可能性ありと診断されました。新原因で肩こりが生じている人は結構高い確率でいるみたいです。
脳の誤動作による肩こりのチェック法と、そのメカニズムとはこんな感じです。

■脳の誤動作による肩こりのチェック法
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脳の誤作動かどうかのチェックは身体の傾きをチェックするものでした。
線が入った板を背にして立ってみて、首や肩などの傾きをチェックします。
いずれかに傾きがある人が脳の誤動作による肩こりである可能性があるということです。

■脳の誤動作による肩こりのメカニズム
このメカニズムでポイントとなるのが、脳の神経伝達物質ドーパミンです。名前はよく耳にしますがその働きまでよく知っている人は少ないのではないでしょうか。このドーパミンの重要な働きに、筋肉を動かす指令を出すというものがあります。ドーパミンを分泌することで筋肉を収縮させて体の動きをコントロールするというものです。
脳の誤動作による肩こりのメカニズムメカニズムの流れです。

日常生活の悪い癖
  ↓
脳からドーパミンが常に分泌するという脳の誤作動が発生
  ↓
首から肩、背中にかけての筋肉が常に緊張状態
  ↓
常に身体が傾く
  ↓
肩こりが発生

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この流れを見ると、何なのと思いますが、発端は日常生活の悪い癖です。例えばどんなものかというと右向きや左向きを長時間行ったり、片方の肩にバックを長時間かけたりすることです。長時間行う所がポイントで、長時間行うと脳がその姿勢が正しい姿勢と勘違いするそうです。つまりこの姿勢は、どちらかの筋肉を収縮させている状態で脳からドーパミンを常に分泌させないと維持できない姿勢です。こうなると元の本当に正しい姿勢に戻っても、前の姿勢が正しいと思っている脳からはドーパミンが出続けてしまい、片方の筋肉が収縮し傾きます。その姿勢を維持するためさらにドーパミンが出続けます。これが慢性化し常に緊張状態になり肩こりとなるというものです。結局のところ、もっと脳が賢ければでこんなことに陥らないで済むのですが、あまり賢くない脳がもたらす肩こりのようです。

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脳の誤動作による肩こり解消法

この脳の誤動作を治すには、脳が関わった長年の悪い癖が原因なのでちょっと治すのは難しいかのように思えますが、2つの簡単な解消法で治すことできるといいます。
それが「ハンガーを頭にかぶること」と「昼寝」でした。

■ハンガーをかぶる(ハンガー反射)
ワイヤーでできたハンガーを用意する。
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(1) ハンガーの下側の平らな部分を少し内側にへこませる。
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(2) へこんだ部分を右に傾いている人は左のこめかみに、左に傾いている人は
  右のこめかみに当たる様に少し斜めにかぶる。
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(3) 目を閉じてリラックする。
(4) 勝手に首がまわり、筋肉の緊張が治まる。
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1回につき10分、朝と夜1回ずつ行うと効果的。
これは、ハンガー反射と呼ばれるもので、こめかみを刺激した側の胸鎖乳突筋が緩み、刺激した側に首がまわるというもの。これを繰り返すことで次第に脳の誤作動が治まり、首の傾きがなくなり肩こりが収まる。

■昼寝
昼寝を15分間行う。
これだけで脳が休まりドーパミンの異常分泌は減り、僧帽筋の緊張が和らぐ。

今回、番組では脳の誤作動による肩こりで悩む夫婦に2つの解消法を2週間行ってもらいました。たった2週間だけなのに、身体の傾きが改善され、脳の誤作動も治まりつつあり、肩こりも改善されたという実感があるそうです。

まとめ・感想

ハンガー反射というものは、以前から不思議な現象としてテレビなどで取り上げられたりしていましたが、それが脳の誤動作を治す効果があるとは驚きです。

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