当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

がん

大腸がん予防の食べ物・大腸がんリスクを上げる食べ物は?

更新日:

大腸がん検査

スポンサーリンク

NHKテレビ「きょうの健康」で、大腸がん予防の食べ物・大腸がんリスクを上げる食べ物について紹介されましたのでまとめてみました。解説は、がん・感染症センター都立駒込病院 小泉浩一医師です。

大腸がん予防は可能?

大腸がんと診断された人の90%以上が50歳以上です。80%以上が60歳以上です。
部位別がん死亡者数をみると、大腸がんは、男性第3位、女性第1位です。
このことから大腸がんは、高齢者に多いがんで、がんの中でも死亡者数がとても多いがんだということがいえます。

Q.そもそも大腸がんは予防できるの?

ハワイに移住した日系人が、大腸がんにかかる人が約3倍に増えたという研究報告があります。このことから生活環境によって大腸がんにかかりやすくなったということが考えられます。これは、逆にいえば生活環境を見直せば、大腸がんにかかりにくくする可能性もあると考えられます。つまり、大腸がんは、完全に予防することはできなくても、かかりにくくすることは、可能だと考えられています。

近年、大腸がんを予防する方法は、様々研究されてきています。
大腸がん予防には、「運動」と「食事」がありますが、今回は、食事に注目しました。

スポンサーリンク

大腸がん予防の食べ物は?

大腸がん予防に良いといわれる成分やその成分が多く含む食品です。
大腸がん予防の食べ物・大腸がんリスクを上げる食べ物については、研究によって評価が異なるものもあります。
そこで、それぞれの項目に[確実] [ほぼ確実] [限定的]という風に表示してあります。

[確実] 食物繊維

食物繊維が極端に少ないと大腸がんのリスクが高くなるという報告があります。
食物繊維を積極的に摂ることで大腸がんの予防になる可能性があります。
食物繊維は、サプリで摂ると効果がなかったという報告があります。
サプリで手軽に摂れますが、大腸がんに対しては効果は期待できない可能性があります。
食物繊維は、野菜や果物などの食事から摂るのが良いようです。

<食物繊維が多い食品>
野菜類・いも類・豆類・果物など

[ほぼ確実] カルシウム

カルシウムの摂取量と大腸がんとの関係を調べた研究があります。
1日当たりのカルシウムの摂取量が300mgを超えると大腸がんのリスクが下がってきます。700mg以上摂るとリスクが40%下がることがわかりました。
これは、男性に対しての効果で、残念ながら女性に対しては効果は見られません。
男性に対してだけというのは不思議ですが、そのような結果がでているそうです。

<カルシウムが多い食品>
乳製品・骨ごと食べる魚(しらす いわし ししゃも)・殻ごと食べるエビ(桜えび)・大豆・葉物野菜など

[限定的] EPA(エイコサペンタエン酸)などオメガ3脂肪酸が多い魚

EPA(エイコサペンタエン酸)などオメガ3脂肪酸に大腸がん予防があるという研究があります。

<EPA(エイコサペンタエン酸)などオメガ3脂肪酸が多い食品>
いわし・さば・あじ・さけなどの魚

[限定的] 葉酸

葉酸に大腸がん予防があるという研究があります。

<葉酸が多い食品>
ブロッコリー・枝豆・ほうれん草・モロヘイヤ・アスパラガス・アボカド・とうもろこしなど

[ほぼ確実] にんにく

にんにくを週1回以上食べる人は、大腸がんの発症リスクが32%減少したという報告があります。にんにくをそのまま食べるというより、料理に使ってとるのがおすすめです。

大腸がんのリスクを上げる食べ物は?

大腸がんのリスクを上げる食べ物もあることが研究データから分かっています。

[確実] 加工肉・赤肉

加工肉(ハム・ソーセージなど)、赤肉(豚肉・牛肉など)を大量に食べると大腸がんのリスクを上げるとされています。
男性においては、大量にとることで結腸がんのリスクを上げるといった報告があります。
ただし、日本人が普通に食べる量の摂取では問題ないとされています。
以前、WHOがこれを発表して日本でもハム・ソーセージの売り上げが減ったということがありましたね。

世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)が10月、ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。
引用元:お歳暮商戦、キャンセル続出の異常事態!ハム等の加工肉に発がん性発覚で甚大な影響|goo ニュース

アルコールの摂り過ぎ

飲み物としてアルコールについても要注意です。
20万人の疫学調査で、男女共にアルコールを摂り過ぎると大腸がんリスクが高くなることが分かりました。
男性の場合、アルコー摂取量が増えるにつれて大腸がんのリスクも高くなります。
アルコール23g(日本酒1合・ビール大瓶1本・ワイングラス2杯に相当)でリスクが1.4倍に、92gを超えるとリスクが3倍になります。
女性の場合も、アルコール23gでリスクが1.6倍高くなります。

がんのリスクを上げるものとして、よく登場するのがアルコールですが、大腸がんでも登場してしまいました。お酒好きの方には残念な情報です。
お酒は、時々少量をたしなむ程度、せめて1日アルコール23g未満にしておくのが大腸がん予防には良いようです。

まとめ

豚肉や牛肉などに偏らず、野菜や大豆、魚、乳製品などをとるバランスのよい食事とアルコールの摂りすぎに注意することが大腸がん予防に良いようです。

アルコールの摂りすぎは、分かりやすいですが、バランスの良い食事というのが、一番難しかったりしますね。

大腸がん予防の食品をザッとみると、やはり野菜類と青魚が目にとまります。これらはよく健康食材として取り上げられる食材です。積極的にとったほうが良さそうですね。

今回紹介されませんでしたが、愛媛県は大腸がんの死亡率の低さが日本一で、みかんも大腸がん予防として良いと最近はいわれていますね。

■自宅で大腸がんなどがんや生活習慣病のリスクがチェックできると話題の検査キット

医師 検査チェック
おうちでドック Amazonや楽天で購入できる?口コミ・評判は悪い?

おうちでドックを紹介したいと思います。 おうちでドックは、自宅にいながら人間ドックレベル並みの検査が受けられると評判のサービスです。 一体、どんな検査サービスなのか? 実際に受けた人の口コミ・評判は悪 ...

続きを見る

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-がん
-

© 2024 健康長寿の道