日本テレビ「スッキリ」12月21日で腰痛の原因と改善法が放送されましたので紹介します。教えてくれるのは、腰痛治療の本で神の手を持つと紹介されている腰痛のスペシャリスト 東葉コンディショニング総院長 加賀谷慶太先生です。
腰痛のほとんどは体の歪みが原因
腰痛は国民病と言われる程、多くの人を悩ます病です。長年、腰痛に苦しめられている人は、このまま腰痛と上手く付き合っていくしかないと諦めている人も少なくありません。
そんな腰痛ですが、腰痛の原因の約15%は椎間板ヘルニアなどの画像で診断できる原因が分かるのもので、残りの約85%は原因不明と言われます。加賀谷先生は、この原因不明と言われている腰痛は、体の歪みが原因だと考えています。
なぜ、体の歪みが腰痛を引き起こす原因になるのか?
メカニズムはこんな感じです。
体が歪む
↓
体に常に負荷がかかる
↓
血液やリンパの流れが悪くなり疲労物質がたまる
↓
筋肉が硬くなる
↓
痛みとなり腰痛を引き起こす
つまり腰痛の原因の多くは筋肉の硬直(コリ)だといいます。
では、コリをほぐすにはどうしたらいいのか?
コリをほぐすのに効果的なのが筋膜注射です。
筋膜注射とは
筋肉に生理食塩水を注入して筋膜を緩めて筋肉が動きやすい状態にする注射。
筋膜注射は画像を見ながら注射し、即効性がある治療法。
肩こりや腰痛に有効な治療と考えられている。
今回、筋膜注射の治療を行う病院として番組で紹介された病院は、
アットホーム表参道クリニックです。
www.o-athome.jp/
筋肉のコリがなくなれば腰痛が一時的に解消されると考えれますが、一番の原因のもとである体の歪みが解消されない限り、再び筋肉が硬くなり、腰痛が発症するといいます。
つまり体の歪みを矯正しないと腰痛は解消できないということです。
加賀谷先生の整体院では、3D姿勢診断システムという機械によって体全体の歪みを測定します。歪みは、先生の施術によって解消させるというものです。
先生によると、腰痛改善するには正しい姿勢が大事だといいます。
ただし、正しい姿勢をキープしようとしても日常生活で落とし穴があります。
例えば、スポーツの野球と水泳では、野球の方が腰に負担がかかります。これは水泳は左右対象にバランスよく体を使うのに対して、野球は片方に体を多く体を使うためです。
日常生活でも片方の肩ばかりにバッグをかけたり、座った時に決まった方の足を組んだりする行為は、左右のバランスを崩し、腰痛につながります。
体は左右対称に使うことが大事だということです。
簡単歪みチェック
<歪みチェックのやり方>
(1) 足を揃えて立ち胸の中心で手を合わせる 。
(2) そのまま体を左右にひねる。
もし、左右にどちらかに回りにくい側がある場合、
回りにくい側の骨盤が下がっていることが考えられるので
回りにくい方を重点的にひねる。
骨盤コロコロ体操
(1) 椅子に座り、骨盤を前後に動かす
20回程を目安に行う
骨盤回りの筋肉を柔らかくすることで腰の負担が軽減できる。
足を組んで座るクセがある人は、どちらかに偏よらないこともバランスを崩さないようにすることで大事で、とにかく何事も左右バランスよく行うことが腰痛改善につながるようです。