卵は1日何個まで食べていいの?
TBSテレビ「ゲンキの時間」で卵について取り上げられましたのでまとめてみました。
卵は1日何個まで食べていいの?コレステロールは大丈夫?
卵は、食べ物の中でもトップクラスの高コレステロール食材です。
そのため以前は、コレステロールを抑えるために、いくつも食べないで1日1個くらいにとどめておいたほうが良いといわれたりしていました。
でも最近では、卵はもっと食べても問題ないともいわれたりします。
一体、卵は1日何個まで食べてもいいの?
ということですが、血液中のコレステロールの約8割は、肝臓で自分で作っています。
残りの2割が食事から摂っています。
つまり、食事から摂っているコレステロールは、それほど体に影響されないということです。
仮にコレステロールをたくさん摂っても、肝臓がコレステロールを作り出す量を減らし、コレステロールの全体量を一定に保ってくれます。
事実、卵の摂取頻度と総コレステロール濃度とは、関連がないというデータもあります。
今回、長野県松本市の養鶏組合の会長(88歳)と品質管理担当(50歳)の方が、番組に出演されました。
会長は、卵を1日3~4個を約60年前から食べているそうで、とても元気な方です。
品質管理担当の方も多い日は1日5~6個食べているそうです。
にもかかわらず、お二人のLDLコレステロールの値は、共に正常値でした。
1日3~4個食べても、問題ないようです。
※ただし、中には遺伝的に体内のコレステロールをうまくコントロールできない人もいます。LDLコレステロールが高く、卵もそれなりに摂っている人は医師に相談したほうがいいそうです。
卵は栄養満点な完全栄養食品!
卵は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルがとてもバランスよく完全栄養食品といわれています。
特に、タンパク質の必須アミノ酸バランスが非常に良く、アミノ酸スコアは、なんと100点満点中100点です。
アミノ酸スコアとは
食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを評価するため数値化したものです。数値が高いほどアミノ酸のバランスが良く良質なタンパク質とされます。
また、体内でも卵は、肉・魚に比べ利用効率が高いです。そのため筋肉が衰えがちな高齢者にオススメのとても良質なタンパク質と言えます。
卵1個から鶏が生まれるわけで、卵はすべての栄養素が凝縮された栄養満点な食材なんですね。
卵の卵白・卵黄の栄養素には特徴があります。
卵白は脂質が含まれないので低カロリーです。筋肉量を増やすのに最適なタンパク質、アルブミンが豊富に含まれます。
卵黄には、高血圧を予防・改善するコリンや眼病予防効果のある抗酸化物質ルテインが含まれます。
また、卵黄を中心に支え、外からの衝撃から守るバネの役割をしているカラザは、アミノ酸をはじめ、ビタミン、ミネラルが豊富で、さらにシアル酸という成分が含まれています。
シアル酸は、体内に侵入したウイルスや細菌からの感染を防ぎ、免疫力を高める働きがあります。このため、風邪・インフルエンザ予防につながります。
カラザを取ってしまう人がいますが、身体にとても良い成分なので、取らない方がいいということです。栄養豊富な卵は、日頃から積極的に摂った方がいい食品だということです。
卵は、栄養ドリンク代わりに飲む生卵や、風邪を引いた時に飲むと良いとされる卵酒など日本では、卵は昔から、健康に良い食べ物として扱われてきました。コレって間違ってなかったということですね。
卵についての豆知識
卵について、いくつかの豆知識を紹介します。
卵の殻の色で栄養価が違うの?
卵の殻の色には、赤玉と白玉がありますが、栄養価に違いあるかというと、違いはありません。
色の違いは一般的に、親鶏の羽根の違いによるといわれています。
卵黄の色の濃淡も、栄養価とは関係なくエサの色素によるものです。
卵には旬があるの?
鶏は1年中、卵を産むので、卵には旬がないように思われますが、卵には旬があります。
番組では、涼しくなる、親鶏にとって快適な季節、秋が栄養価が高くなり卵のシーズンだということでした。
ちなみに、ネットで調べてみると、卵の旬の季節は春が多かったです。
卵かけご飯の美味しい食べ方とは?
卵かけご飯は、普通に食べても美味しいのですが、より美味しくいただく食べ方です。
- 生卵を割って、卵黄と卵白に分けます。
※割る時は、角に当てるより平らな所に当てて割ったほうが殻が入りにくい。 - 卵白を軽くかき混ぜて、ご飯にかけて勢いよく泡立つくらいかき混ぜる。
- 卵白が全体に行き渡ったら、卵黄を中央に落とす。
- しょう油をお好みの量かけたら出来上がり。
- 卵黄を絡めていただきます。
タカラの究極のTKGはネットでも話題ですね。白身がふわふわなメレンゲ状になるみたいでおいしいそうですね。いいかもしれません。
ゆで卵の剥きやすさの違いは?
ゆで卵の剥きやすさの違いは、卵の鮮度の違いです。
新鮮な卵は、卵白に二酸化炭素が多く含まれています。
二酸化炭素は、時間と共に抜けていきます。
新鮮な卵は、茹でると二酸化炭素が膨らみ、表面が張り付くので剥きずらくなります。
時間が経過した卵は、二酸化炭素が少ない分、隙間ができるので剥きやすくなります。
賞味期限がギリギリの卵のほうが二酸化炭素が抜けて、白身がプリッとした食感になります。
胃での消化時間が長い(腹持ちが良い)順は?
ゆで卵と卵焼きは、加熱によって、固形になっているので消化時間がかかります。
生卵が半熟卵よりも消化時間がかかるのは、生卵には消化酵素を抑える成分が含まれているからです。
生卵はどれだけもつの?
冷蔵保存した生卵で加熱調理を前提に食べる場合は、賞味期限が切れても、1ヶ月は大丈夫です。
ゆで卵の場合は、保存期間はせいぜい4~5日なので、早めに召し上がることが大事で注意が必要です。
生卵のほうが、圧倒的にもちがいいですね。
コレステロールを下げる人気の商品とは?
最後に、コレステロールが気になる方に人気のコレステロール対策商品を一つ紹介したいと思います。
それは、サンスター「緑でサラナ」です。
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まとめ・感想
たまごは、とても身近な食べ物で、これまで、普段あまり気にぜず食べていた感じですね。コレステロールは、健康な人なら問題ないということですね。
カラザに今、健康に良いと話題のシアル酸が豊富なんですね。間違っても取っちゃいけませんね。
卵かけご飯の美味しい食べ方については、白身と黄身に分けて大体こんな感じで実践しています。ドロっとした白身が嫌いな方はおすすめですね。
生卵のほうが持ちがいいと思っていましたが、ここまで違うとは知りませんでした。調理は食べる時にするのがいいんですね。