スルフォラファンの効果効能 がん抑制作用 肝臓に効果的
ブロッコリーは、とても栄養豊富な野菜として知られています。
ビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミンが豊富に含まれることをはじめ、カリウム、リンなどのミネラルも豊富に含まれます。
健康意識の高い方なら毎日でも食べているという方はいるのではないでしょうか。
そんなブロッコリーで最近注目されている栄養成分がスルフォラファンです。
このスルフォラファン、ブロッコリーに多く含まれていますが、中でも
ダントツに多く含まているのがブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトです。
ブロッコリーの約7倍多く含まれていると言われています。
そのためスルフォラファンのスゴイ効果がテレビなどのメディアで紹介されるたびにスーパーのブロッコリースプラウトが品薄状態となります。
■ブロッコリースプラウトのフレッシュスムージーの作り方
ブロッコリースプラウトの中でもブロッコリースーパースプラウトは、さらにスルフォラファンを高濃度化した野菜でスルフォラファンがブロッコリーの約20倍多く含まれると言われています。こちらも品薄状態の人気商品です。
ブロッコリースーパースプラウトは、一部のスーパーや百貨店で取り扱われています。
スルフォラファンとは
スルフォラファンとは、フィトケミカルの一種です。イソチオシアネート類でアブラナ科野菜の中でもブロッコリーに多く含まれます。ピリッとする辛みのもととなる成分です。スルフォラファンは、1992年にアメリカのジョンズ・ホプキンス医科大学のポール・タラレー博士らによってガン予防効果が高い成分として発見されました。※フィトケミカルとは、植物に含まれる天然の化学成分の総称。
その健康効果への期待から、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維につづく第7の栄養素と呼ばれています。
このスルフォラファンは、最近になり様々な効果効能があることが分かってきました。
その健康効果について紹介したいと思います。
抗酸化作用
スルフォラファンの特徴的な効能といえばやはり、抗酸化作用です。といってもビタミンC、ビタミンE、アスタキサンチンのような抗酸化物質が活性酸素を除去するといったものとは異なります。スルフォラファンが体内に取り込まれると抗酸化酵素の生成を促します。これにより活性酸素を除去します。スルフォラファンの抗酸化作用とは、いわば間接的な働きによる抗酸化作用です。このためなのかスルフォラファンの抗酸化効果は約3日間持続する言われています。
解毒作用
スルフォラファンには、無毒化する解毒酵素を活性化する働きがあります。その結果、肝臓の解毒力を高めてくれます。
がん抑制効果
スルフォラファンのがん抑制効果とは、前述の抗酸化作用、解毒作用によるものです。
がんの原因である活性酸素を除去したり、発癌物質を無毒化してくれます。
この作用によって、大腸がん、肺がん、乳がん、膀胱がんなど様々ながんを抑制する効果が期待できます。
花粉症抑制
スルフォラファンは、花粉症の引き金になるIgE抗体を抑える働きがあります。その結果、花粉症を抑制することが期待できます。
ピロリ菌減少効果
スルフォラファンは、胃がん、胃炎の原因であるピロリ菌を減らす効果があります。
ブロッコリースプラウトを1日70g、8週間摂食した結果、ピロリ菌が8分の1に減少したという研究報告があります。
肝機能改善効果
スルフォラファンには、肝臓を元気にする肝機能改善効果があります。
脂肪肝の人にスルフォラファンのサプリメントを1日30mg摂ってもらう実験では、肝機能を示すALT・γ-GTPの数値が改善したという研究報告があります。
悪酔い予防
スルフォラファンは、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の活性を高める働きがあります。その結果、悪酔いの原因物質でもあるアセトアルデヒドの代謝を促してくれるので悪酔い予防が期待できます。
AGE抑制効果
スルフォラファンは、AGEの蓄積を抑える働きがあります。AGEは、終末糖化産物のことで、老化を促進する原因物質です。スルフォラファンは、アンチエイジング効果も期待できます。
メタボ予防
スルフォラファンは、内臓脂肪の蓄積を抑える働きあり、メタボ予防が期待されています。
動物実験において、スルフォラファンを摂ることで高脂肪食をとった時の内臓脂肪の蓄積が抑えられるという研究報告があります。
メタボ予防に加え、肝機能も良くしてくれる働きがあるので、代謝アップによるダイエット効果も期待されています。
このようにスルフォラファンには、様々な健康効果があることが分かってきています。
今後、研究が進む中でさらに新たな健康効果の発見が期待される成分です。
カゴメのスルフォラファンサプリ
スルフォラファンは、健康効果抜群の成分だということが分かりました。これだけの効果効能があるなら積極的に摂りたいものです。
スルフォラファンを摂ろうとするならやはりスルフォラファンが豊富に含まれるブロッコリーやブロッコリースプラウトから摂ることになります。
ただ、スルフォラファンの1日の摂取目安である30mgを摂ろうすると、
ブロッコリーなら1株、ブロッコリースプラウトなら1.5パックの量になります。
これだけの量を毎日の食事で摂るにはちょっと大変です。
そこでもっと手軽にしっかり摂りたいという人にはサプリメントがオススメです。
中でもイチ押しは大手食品メーカーのカゴメから販売のサプリ「スルフォラファン」です。
このサプリなら、1日3粒で1日の摂取目安の30mgのスルフォラファンを簡単に摂ることができます。
カゴメでは、ブロッコリーは国際的に厳しい基準値を合格した品種を使用し、発芽から生産まですべて国内で行われています。そのため、とても安心で信頼できるサプリメントに仕上がっています。
カゴメのスルフォラファンは、スルフォラファンの効果を検証する実験にも使用されています。
実は、肝機能改善効果の研究で使用されたスルフォラファンもカゴメのサプリメントです。
スルフォラファンを飲んでいる方の口コミ・レビューをいくつか紹介します
■男性 50代
仕事中に気づくと「今日は快調だな!」と思うことが続き、スルフォラファンの力を実感しています。■男性 40代
スルフォラファンのカプセルは飲みやすく、野菜由来の物なので安心して飲んでいます。■女性 60代
スプラウトを食べるより手軽で、毎日飲むのが楽しみです。家族にもすすめて、ずっと続けます。■女性 Rさん
肝臓の検査数値改善のために購入。現在3個目だが、数値は改善傾向のため、自分には、合っているよう。■男性 Aさん
結構呑んだ次の日、
心なしか次の日楽になった気がする。もうしばらく試してみたいです。
いつまでも若く健康でいたい人や日頃、お酒を良く飲む人にオススメです。
ツイッターでもスルフォラファンの様々な効果を紹介!
金沢大学は2月15日、カゴメ株式会社と共同で、ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に多く含まれる「スルフォラファン」に肥満を抑える効果があることを、マウスを用いた動物実験で明らかにしたと発表しましたね。がんを予防する効果は知っていましたが、肥満にも効果があるといいですね。
— 貝原益軒の養生訓的健康玉手箱 (@youjyoukunn) 2017年2月24日
ブロッコリーの新芽(スプラウト)には「スルフォラファン」という機能性成分が含まれていて、なにやら最近TVでも話題のようですヽ(^▽^@)ノ t.co/U6ve6JR5fj#ブロッコリースプラウト pic.twitter.com/JgXMYXTu8R
— KAGOMEお客様相談センター (@kagome_y) 2016年1月25日
ブロッコリースプラウトサプリメントのスルフォラファン吸収性と解毒作用を確認 ~カゴメ、東京理科大学との共同研究~ 〔 09/06 カゴメ 〕 bit.ly/a0k91d
— JPubb 日本企業 リリース 食品 (@JPubbFoodsNews) 2010年9月6日