リバウンドしない最先端ダイエット法がTBSテレビ「ゲンキの時間」3月29日で放送されました。教えてくれるのが予防医学研究者 医学博士 石川善樹先生です。
石川先生の最先端ダイエット法
石川先生は、アメリカのハーバード大学で脳科学、心理学、疫学研究、行動科学などを通じて最先端のリバウンドしないダイエット法を作り出した方です。
実際、石川先生のダイエット法を取り入れた宮崎県日南市の保健施設では、100人以上がダイエットに成功し、リバウンドもなしだといいます。
石川先生によると、ダイエットは、体重を減らす減量期と体重を維持する維持期の2つ別々に考える必要があるといいます。
減量期 … 食事制限に尽きる。1~2ヶ月で体重を落とす。運動は1日の消費エネルギー全体の6%程度。激しい運動をしても体重は意外に減らないもの。
維持期 … 食事を元に戻し、運動を行って体重を維持する。
減量期:太り癖を直すこと
減量期に行う食事制限は辛いもの。ポイントは太り癖を直すことだといいます。
■太り癖の直すポイント
- 食べない時間を長くしないこと。
ドカ食いの原因になるため。 - 入浴剤入りのお風呂などでリラックスする時間を作る。
ストレスがドカ食いの原因に。 - 1日約7時間の睡眠を取る。
睡眠不足になると食欲調整ホルモンが異常になり食欲が高まるため。 - 甘い菓子パンを控える。
菓子パンは血糖値が上がりやすくまた下がりすいのでお腹が空きやすくなる。 - 我慢しすぎない。毎日1つだけ許して食事制限する。
我慢のしすぎはドカ食いの原因になるため。
維持期:運動をしない言い訳対策
運動は、ウォーキングなら約30分、ジョギングなら約10分、サイクリングなら約20分行う。これを毎日行う。
でもなかなか毎日は続かないもの、ついつい言い訳を言って休むことも。
それを防ぐためには運動をしない言い訳の対策をすること。
例えば、雨が降っているから外で運動ができないという言い訳の対策は、室内で運動、家の掃除をする、デパートを歩くなど。
カレンダーに運動ができたかどうか○×をつけ、できなかった日は、言い訳と対策を書く。
できない理由がなくなるので毎日続けられるという。
運動は一生続けること。一生というと辛く感じるかもしれないが、2ヶ月間続くと習慣化して自然に続けることができるといいます。
減量期と維持期の2つに分けることがダイエット成功のカギのようです。