TBSテレビ「駆け込みドクター」5月31日腸内環境SPで腸に良いツボが放送されましたので紹介します。教えてくれるのは、北里大学 東洋医学総合研究所 伊藤剛医師です。
腸に効く良いツボ
お腹の調子を整える腸に効く良いツボです。どのツボも1日1回就寝前に30秒刺激するだけで効果が期待できるというものです。
大腸愈(だいちょうゆ)
高さは、腰骨が一番出ているライン上から少し上、背骨から左右指2本分のところにあるのが大腸愈と呼ばれるツボ。腰から腸につながる自律神経の緊張をゆるめ便秘解消の効果が期待できる。痛いところを刺激すれば不調が改善できる。
小腸愈(しょうちょうゆ)
高さは、腰骨が一番出ているライン上、背骨から左右指2本分のところにあるのが小腸愈と呼ばれるツボ。腸の働きを抑えて下痢に効果的。
足三里(あしさんり)
腸に働きかける足のツボ。ひざ下の最も骨が出ている部分からやや下にあるくぼみ。便秘、下痢、お腹の張りなどをやわらげる効果がある。健脚のツボでもあり、足が軽くなり疲れにくくなる。
支溝(しこう)
手の甲の出っぱった骨の横にあるわずかなくぼみから指三本分の場所にあるのが支溝と呼ばれるツボ。お通じが良くなる効果がある。便秘気味の人は痛みをともなうのが特徴。
野球の軟式ボールを使ったツボ押し
背中など自分で押しづらい場所を押すには野球の軟式ボールを使うのがオススメ。
イタ気持ちいいくらいに刺激する。足三里~足首まで筋肉に沿って刺激すれば、血流がよくなりむくみ解消にもつながる。