TBSテレビ「スゴ腕の専門外来SP!6」で、自分にあった手作り枕の作り方が、放送されましたので紹介したいと思います。
手作り枕の作り方を紹介してくれたのは、睡眠の悩みを解消する専門外来、枕外来がある16号整形外科院長、山田朱織医師です。
こちらの枕外来は、予約2ヶ月待ちの大評判の専門外来です。
山田朱織医師のプロフィール
16号整形外科 院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
日本整形外科学会専門医、日本運動器疼痛学会代議員
日本腰痛学会会員、日本脊椎脊髄病学会会員、日本睡眠学会会員略 歴
1989年東京女子医科大学卒業
東京女子医科大学病院整形外科教室、附属第2病院(現、東京女子医科大学東医療センター)、亀田総合病院(千葉県鴨川市)、成瀬整形外科(東京都町田市)を経て現職
2002年より整形外科の診察として特殊外来「枕外来」の開設
2003年医学博士取得「肩こり・頭痛・腰痛・うつが治る『枕革命』」(講談社)など著書多数。
合わない枕は体の不調の原因
山田医師の枕外来は、以前から健康番組で何度か取り上げられているのでご存知の方も多いかと思います。睡眠を軽く考える方もいますが、人生の約3分の1は寝ているので、睡眠はとても重要です。
その睡眠でポイントなのが、枕です。自分に合わない枕を使うと、様々な健康を害することが起きると考えられます。
どんなことが起きるかというと、例えば、腰痛、肩こり、首こり、いびき、睡眠時無呼吸症候群、不眠などです。さらに、人の身体で重要な寝返りが、打ちづらいということも起こります。
Q.寝返りが打ちづらくなると何が悪いのか?
通常、人は一晩で20~30回寝返りを打ちます。寝返りによって、骨や筋肉にかかる負荷を分散させます。また、血液やリンパ液などの循環を良くする役割もあります。
寝返りの回数が減ると、このような役割が上手く機能しないので様々な不調の原因となります。
また、むくみ防止のため、足枕をする人がいます。でもこれは、寝返りがしづらくなるので、逆効果となりよくありません。むくみは、寝返りをすることでむくみ防止にもなります。
手作り枕の作り方(玄関マット快眠枕)は?
人によって体型は、様々です。誰にも合う枕は、無いといいます。
そこで、自分に合った枕を手作りで作るのが良いというわけです。
その材料としてオススメなのが、え!っと思う方もいるかもしれませんが、玄関マットなんです。
ということで、玄関マットを使った手作り枕の作り方です。
用意する物
玄関マット … 1枚
タオルケット1枚
バスタオル(必要に応じて)
作り方
(1) 玄関マットを3つ折りにする。
(2) タオルケットを縦に2つ折り、横に2つ折り、最後に3つ折りして玄関マットに重ねたら完成。
(3) あとは頭を置いて、タオルケットの枚数で細かく高さを微調整する。
体に合った枕の高さの目安は、仰向けで呼吸しやすく、首がラクに感じる高さ。
もう一つのポイントは、手をクロスして胸に当て、横向きになった時に、体の中心線であるおでこ、鼻、アゴが一直線に床と平行になる高さになること。
自分に合った枕にすれば首の骨が一直線になり、呼吸が楽になり、さらに、腰の湾曲も緩やかになり腰への負担が減ります。
手作り枕の作り方(寝返りロール枕)は?
寝返りロール枕は、先生が考案したさらに寝返りしやすくする手作り枕です。
用意する物
ガムテープ
バスタオル
作り方
(1) バスタオルを、縦に4つ折りする。
(2) 一番下のあばら骨から2センチ上に、やや内側にタオルの端を合わせる。
(3) 巻く位置が分かったら、仰向けになり苦しくない程度にしっかり巻く。
(4) ガムテープで、固定すれば完成。
山田式整形外科枕とは?
山田式整形外科枕は、医師 山田朱織先生の長年の臨床現場の経験と研究から生まれたオーダーメイド枕です。形は、シンプルな長方形の枕です。
山田式整形外科枕は、寝返りを打つことを中心に考えられ、平らな枕になっています。より自分に合った高さの枕で、寝たいという人におすすめの枕です。
中の素材は、最低でも5層から出来ており、上は柔らかく弾力性素材を挟み、下の方は硬くできています。
山田朱織枕研究所で、入手することができます。
山田式整形外科枕を入手するまでの流れが動画で紹介されています。
まくらる。
オーダーメイド枕が作れるチケットを販売するサイト「まくらる。」では、山田式整形外科枕のチケットを販売しています。
チケットを購入すれば、予約が優先的に入れられる枠が用意されていますので、通常、約1ヵ月程度で予約が入れられます。
【山田朱織枕研究所(整形外科枕)】にはオーダーメイド枕を作れるお店が70店舗あります(^-^)。
まくらる。では、他にも、まくらぼやピロースタンドなどのオーダーメイド枕のチケットが購入できます。
手作り枕の作り方のまとめ
手作り枕の作り方について紹介しました。
ポイントは、寝返りを打ちやすい枕にするということですね。
寝返りを何度も打つというのは、体にとって必要不可欠なものなんですね。
山田式整形外科枕は、魅力的ですが、計測が必要ですし、ちょっとお高いので、まずは玄関マットとタオルケットで自分に合った枕を作って試してみるといいのかもしれません。
これまで寝返りが少なかった人なら、思い掛けない快眠効果があるかもしれません。