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アンチエイジング 認知症

血管性認知症 早期サインは脳の白質病変 地中海料理レシピと1日30分の散歩 たけしのみんなの家庭の医学

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テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」(3月10日)で、認知症の中でも血管性認知症について取り上げられました。
血管性認知症の早期発見、改善法について教えてくれるのが国立長寿医療研究センター 物忘れセンター長 櫻井孝先生です。

血管性認知症の早期サイン

血管性認知症は、アルツハイマー型認知症に次ぐ2番目に多い認知症と言われ、その原因は主に、加齢や喫煙による生活習慣の乱れだといいます。
この血管性認知症を起こしやすいサインの一つに脳の白質病変があるといいます。
白質病変が増えると脳梗塞や認知症のリスクが高くなるといいます。

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白質病変とは

白質病変とは、MRI画像に移る白いポツポツ。これは脳梗塞の跡ではありません。脳の一部が白くなった状態を白質病変と呼び、認知症の一歩手前のサインだといいます。白質病変は、脳の細い血管が硬くなり、血流が滞ってしまう異変のこと。白質病変ができやすい場所は脳の深い部分で神経線維が張り巡らされているところ。血流が滞ると神経線維の働きが低下して情報が伝われにくくなり物忘れの症状が出ると考えられています。
白質病変を放置しておくと、白質病変は拡大し、ついには認知症を発症するといいます。白質病変は加齢とともにできやすくなり日本人の約70%の人にできるといいます。

白質病変の特徴的な3つのサイン

1:まだら物忘れ

白質病変の物忘れには普通の物忘れと違うものが存在しているといいます。その特徴的な物忘れとは、まだら物忘れ症状と呼ばれるもの。例えば、記憶力、判断力、計画力、空間認知力の一つだけが衰えてしまうといったこと。

2:つまずき

ちょっとした段差につまずいてしまうというもの。通常、段差があると無意識に脳が判断してつまずかないようにするが白質病変によってその信号の連絡が悪くなるとつまずきやすくなるといいます。

3:食事の時に咳き込む

通常、食べ物が入ると気管を塞ぐように反応するが、白質病変によって動きが悪くなりうまく反応しなくなり、気管に入りそうになり咳き込むという。高齢者に多くみられるが、白質病変が関係していると考えられています。

白質病変の予防法

白質病変にならないためには高血圧を予防することが大事だといいます。中でも2つのことが予防に有効だということが分かってきたといいます。

1日30分の散歩

1日合計30分の散歩は、血圧を下げることに効果的。

地中海料理を食べる

2012年アメリカ、マイアミ大学の研究結果によると地中海料理をよく食べるグループとほとんど食べないグループを比較したらよく食べるグループは白質病変が少ないことわかったといいます。
地中海料理といえば、シーフードたっぷりのパスタ料理、パエリア、ブイヤベースなどがあげられます。特徴は3つあるといいます。

地中海料理の特徴

1.オリーブオイルをよく使う
2.魚介類が多いこと
3.クルミなどのナッツ類が多いこと
オリーブオイル、ナッツに含まれるオレイン酸、魚介類のDHA・EPAは、高血圧、動脈硬化などの改善効果が認められた栄養素。

順天堂大学医学部付属練馬病院 栄養科 高橋徳江先生によると、地中海料理を難しくとらえなくていいといいます。普段食べている魚料理と野菜料理にオリーブオイルとナッツ類を加えると地中海料理に近づくといいます。

地中海料理アレンジレシピのポイント

普段食べている料理をアレンジして地中海料理に近づけるポイントです。
1.いつものサラダにツナ(EPA)とヒヨコ豆(オレイン酸)を加える。
2.サラダのドレッシングにオリーブ油(オレイン酸)を加える。
3.パンにオリーブ油をつけて食べる。
4.パスタの具はオリーブ油で炒める。
5.いつものパスタにアサリを加えボンゴレ風にする。

簡単アレンジパエリア

<作り方>
(1) フライパンにオリーブ油をひいて、ニンニク、タマネギ、パプリカ等の野菜を炒める。
(2) 塩・コショウ・カレー粉で下味をつける。
(3) 米を洗わずに加える。
(4) お好みの焼いた青魚(サンマ、アジなど)を加える。
(5) トマト缶、ブイヨンスープ、サフランを入れ煮込めば完成。

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番組の検証では認知機能の低下が見られた2人の人に方に地中海料理アレンジ料理と1日30分の散歩を10日間続けてもらったところ、認知機能の回復が見られました。
わずか10日間だけで効果がでるようです。

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