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喘息治療で完治も ミル9がカギ!花粉症やアトピー性皮膚炎にも 千葉大学 中山俊憲教授

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このほど喘息の完治も夢ではない研究発表がされました。

テレビ朝日「グッドモーニング」で取り上げられましたので紹介したいと思います。

大人喘息について

まずは、喘息完治も期待できる画期的な研究発表を紹介する前に喘息について簡単に説明したいと思います。

そもそも喘息とは?

喘息は、そのほとんどはアレルギー性物質によって気道の気管支が慢性的な炎症を起こし、気管支が狭くなった状態です。

そこにダニやハウスダストなどのアレルゲンの侵入、他にも冷たい空気、ストレスなどが引き金になり一気に気管支が狭くまり喘息発作が起こります。

治療は、一般的に吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症薬で気管支の炎症を抑える治療を行います。

秋は喘息に注意!

喘息の引き金になるものに、急な気温、気圧の低下もあります。

これは、急な気温、気圧の低下によって気管支が狭くなるからです。

秋は、寒暖差も大きく、台風が来ると気圧も下がります。

そのため秋は、喘息患者が増える季節でもあります。

気管支が弱い方は注意が必要な季節です。

大人喘息が急増!

今、日本では大人が喘息を引き起こす、いわゆる大人喘息が急増しています。

過去10年で2倍に増加したというデータもあります。

年代で言えば、50代~60代が最も多いといいます。

実は、大人喘息の発作で年間約1500人の方が亡くなっています。
亡くなった方の約9割が65歳以上です。年代が高くなるほど注意が必要です。

喘息は、命をも脅かす病気なのです。侮ってはいけません。

大人喘息が急増していると言われているように、芸能人、スポーツ選手でも喘息持ちの方は多くいます。

例えば、芸能人で言えば、島崎遥香さん、長谷川初範さん、加藤浩次さん、
スポーツ選手で言えば、岡崎慎司選手、吉田沙保里選手、羽生結弦選手などです。

喘息は、決して珍しくない病気なんです。

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喘息治療で完治も ミル9がカギ!

それでは、今回の喘息完治も期待できる画期的な研究について紹介したいと思います。

この研究結果を発表をしたのは、千葉大学の中山俊憲教授のチームです。

中山俊憲教授のプロフィール

千葉大学大学院医学研究院 免疫発生学教授
昭和34年生まれ岡山県出身。
昭和59年山口大学医学部卒業、昭和63年東京大学大学院医学系研究科修了。
その後東京大学医学部助手、東京理科大学生命科学研究所助教授、千葉大学大学院医学研究科助教授を経て、平成13年より千葉大学大学院医学研究院免疫細胞医学教授、平成16年4月より現職。

受賞:霜仁会(山口大学同窓会)研究奨励賞(1992)、第1回日本バイオイメージング学会研究奨励賞(1996)、第3回日本免疫学会賞(2000)、第14回アボットジャパン・アレルギー学術奨励賞(2004)

気管支にアレルギー性物質が入ると、人は異物とみなし、周りの血管などから免疫細胞が出てきます。これは人の通常の反応ですが、喘息の人はこの免疫細胞が過剰に出てきます。

その結果、気管支の壁にひどい炎症を起こし、気管支が狭くなります。

実は、このメカニズムは以前から分かっていたものです。

なぜ、免疫細胞が血管からたくさん出る人がいるのか?

これが、今回の最大のポイントでこの仕組みが分かったのです。

これは、血管の内側にミル9というたんぱく質が付着するためだったのです。

これにより免疫細胞が飛びやすくなる通り道を作っていました。

喘息を抑えるにはミル9の働きを抑える!?

そこで中山教授は、ミル9の働きを抑えれば、免疫細胞が出なくなり喘息も抑えられるのではと考えました。

マウスの実験で、喘息の症状があるマウスにミル9の働きを抑える抗体(薬)を投与したところ、喘息の症状がまったく出なくなりました。

中山教授の予想通りの結果となりました。

これはマウスでの動物実験レベルですが、実は人に効く薬も開発済みだそうです。

今後の予定としては、5年以内に治験を行い、10年以内の保険診療を目指しているそうです。

ミル9を抑える喘息治療のより早い実用化が望まれるところですが、この喘息のアレルギー疾患は、花粉症やアトピー性皮膚炎にも通ずるものがあるといいます。

将来的には、喘息に限らず花粉症やアトピー性皮膚炎が完治する可能性もあるそうです。

喘息治療のまとめ

喘息完治も期待できる画期的な研究について紹介しました。

大人喘息は、ここ10年急増しているといいます。

大人喘息で年間約1500人の方が亡くなっているということなので、決して、侮ってはいけない病気なんですね。

中山俊憲教授の研究は、喘息完治も期待できるまさに画期的なものですね。
喘息治療薬の実用化が、待たれるところです。

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