お腹のたるみ改善アップ・ダウン運動とは?
TBSテレビ系「サタデープラス」10月1日放送のたった1週間でお腹とお尻のたるみが改善できる運動を紹介したいと思います。
教えてくれるのは、サタデープラスではすっかりお馴染みのスポーツドクター 中村格子医師です。
中村格子医師のプロフィール
Dr.KAKUKO Sports Clinic 院長
整形外科医・医学博士
生年月日:1966年9月13日
出身:岩手県経歴
平成4年 横浜市立大医学部卒業(医師免許取得)卒業後、同大学整形外科学教室入局
平成8年 大学院卒業(博士号取得)。同大学付属病院、関連病院等に勤務後、自治医科大学整形外科助教、日光市民病院整形外科科長を経て国立スポーツ科学センター医学研究員。
トップアスリートの健康やコンディショニング指導や各種チームドクターとして日本代表を支えている。
『女医が教えるマジカルエクササイズ』など著書多数。
中村格子先生によると、実は、太っていないのに太っていると思っている日本人が多いといいます。これはどういうことかというと、肥満の指標に用いるBMIという値があります。
このBMIの値を見ると、太っていると思っている人の多くは基準値内に収まっていることが多いからです。
※BMIとは
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。肥満や低体重(やせ)の判定に用いる。
BMIの値が25以上が肥満となります。意外に25未満の人が多いということです。
25未満なのにお腹やお尻が出ている人は、実はたるんでいるだけなんです。
今回、このたるみを改善する2つの簡単運動、アップ運動とダウン運動を中村格子先生が紹介してくれました。
ポイントは、抗重力筋を鍛えることです。
抗重力筋とは、あまり聞かない筋肉ですが、お腹や背中周りにある筋肉で重力に逆らって人が立つために必要な筋肉のことです。
この筋肉が弱まるとお腹やお尻のたるみにつながります。
アップ運動のやり方
お腹と背中周りの抗重力筋を鍛えてお腹のたるみを重点的に改善する運動です。
(1) 足のかかとをつけて、足を60度に開き、頭の上で手を合わせる
(2) 両方のかかとが離れないようかかとを上げて5秒間キープし、かかとを下げる。
これを5回行う。
体力に不安な方は壁にもたれてもOK。
<ポイント>
お腹と背中の筋肉を意識してかかとが離れないようまっすぐ伸びることが重要。
お尻に力を入れるとまっすぐ伸びることができる。
ダウン運動のやり方
大臀筋を中心に鍛えてお尻のたるみを重点的に改善する運動です。
(1) 足を肩幅より広めに開きつま先を30度ほど外側に開く。
(2) ひざが内側に入らないようにゆっくりと下ろし、ゆっくりと元に戻す。
5回繰り返す
(2) 5回目は下ろした状態で、小刻みアップダウンする。
<ポイント>
太ももを下げた時にひざが内側に入らないようにすること。
内側に入ると、抗重力筋が鍛えられないので効果が出ないため。
※体調に合わせ、無理の無い範囲で行なってください。
アップダウン運動にバービーさんが挑戦
今回、この超簡単運動にお笑い芸人のバービーさんがチャレンジしました。
バービーさんのプロフィール
日本のお笑い芸人
本名:笹森 花菜
生年月日:1984年1月26日
出身:北海道夕張郡栗山町
血液型:O型
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
東洋大学文学部印度哲学科卒業。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を相方・ハジメと結成。「イエス、フォーリンラブ」を決め台詞とする恋愛ネタで人気を博す。コメンテーター、ラジオパーソナリティのほか、エッセイの執筆、下着のプロデュース、地元の町おこしなど芸人の枠を超えて幅広く活動。
バービーさん、なんとわずか一週間でウエスト-7cm、おへそ周り-8cmのサイズダウンに成功しました。さらにお尻周りは-2cmに、ヒップ高は+0.5cmとアップしました。
重力に反してヒップが上がったことに、バービーさん、地球の奇跡だと言っていました。
今回、バービーさん以外にも一般の方3名の方にも1週間チャレンジしてもらいました。
その結果、3人ともウエスト、おへそ周りのサイズダウンに成功しました。
これは、痩せたわけではなく、筋肉が鍛えられ引き締まった結果、内臓があるべき位置に移動したため、サイズダウンにつながったということでした。
このお腹のたるみ改善アップ・ダウン運動は、朝一番に行うのが効果的だといいます。
■中村格子先生の話題のエクササイズを紹介した記事です♪
まとめ
中村格子先生のお腹のたるみ改善アップ・ダウン運動を紹介しました。
アップ・ダウン運動は、とっても簡単な運動です。
それなのに1週間という短期間で、ウエスト、おへそ周りのサイズダウンができるとっても嬉しい運動です。
痩せるわけではありませんが、スタイルアップにつながるので良い運動ですよね。