1日2分お腹のたるみ改善術 アップ&ダウン運動
TBSテレビ系「サタデープラス」10月1日でたった1週間でお腹とお尻のたるみが改善できる運動が紹介されましたのでお伝えしたいと思います。
教えてくれるのは、サタデープラスではすっかりお馴染みのスポーツドクター 中村格子医師です。
中村先生によると、実は、太っていないのに太っていると思っている日本人が多いといいます。これはどういうことかというと、肥満の指標に用いるBMIという値があります。
このBMIの値を見ると、太っていると思っている人の多くは基準値内に収まっていることが多いからです。
※BMIとは
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。肥満や低体重(やせ)の判定に用いる。
BMIの値が25以上が肥満となります。意外に25未満の人が多いということです。
25未満なのにお腹やお尻が出ている人は、実はたるんでいるだけなんです。
今回、このたるみを改善する2つの簡単運動を中村先生が紹介してくれました。
ポイントは、抗重力筋を鍛えることです。
抗重力筋とは、あまり聞かない筋肉ですが、お腹や背中周りにある筋肉で重力に逆らって人が立つために必要な筋肉のことです。
この筋肉が弱まるとお腹やお尻のたるみにつながります。
アップ運動
お腹と背中周りの抗重力筋を鍛えてお腹のたるみを重点的に改善する運動。
(1) 足のかかとをつけて、足を60度に開き、頭の上で手を合わせる
(2) 両方のかかとが離れないようかかとを上げて5秒間キープし、かかとを下げる。
これを5回行う。
体力に不安な方は壁にもたれてもOK。
<ポイント>
お腹と背中の筋肉を意識してかかとが離れないようまっすぐ伸びることが重要。
お尻に力を入れるとまっすぐ伸びることができる。
ダウン運動
大臀筋を中心に鍛えてお尻のたるみを重点的に改善する運動。
(1) 足を肩幅より広めに開きつま先を30度ほど外側に開く。
(2) ひざが内側に入らないようにゆっくりと下ろし、ゆっくりと元に戻す。
5回繰り返す
(2) 5回目は下ろした状態で、小刻みアップダウンする。
<ポイント>
太ももを下げた時にひざが内側に入らないようにすること。
内側に入ると、抗重力筋が鍛えられないので効果が出ないため。
※体調に合わせ、無理の無い範囲で行なってください。
バービーさんが1週間挑戦
今回、この超簡単運動にタレントのバービーさんがチャレンジしました。
なんとわずか一週間でウエスト-7cm、おへそ周り-8cmのサイズダウンに成功しました。さらにお尻周りは-2cmでヒップ高は+0.5cmとアップしました。
重力に反してヒップが上がったことに、バービーさん、地球の奇跡だと言っていました。
今回、バービーさん以外にも一般の方3名の方にも1週間チャレンジしてもらいました。
その結果、3人ともウエスト、おへそ周りのサイズダウンに成功しました。
これは、痩せたわけではなく、筋肉が鍛えられ引き締まった結果、
内臓があるべき位置に移動したため、サイズダウンにつながったということでした。
このたるみ改善アップ・ダウン運動は、朝一番に行うのが効果的です。