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長生きの秘訣

臭い玉が口臭の原因 カチカチ・ベロベロ体操で予防 中城基雄先生 その原因Xにあり

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フジテレビ「その原因Xにあり」12月9日で、人に言えない身体の悩みで「口臭」が取り上げられましたので紹介したいと思います。口臭について教えてくれたのは、全国から口臭に悩む患者が訪れるという口臭治療のスペシャリスト 中城歯科医院 中城基雄先生です。

臭い玉が口臭の原因

口臭は、自分ではなかなか気づきにくいものです。
例えば、お孫さんから「口が臭い」と指摘があると、すっかり悩みの種にもなります。
そこでまずは、自分が口臭があるかないかの自己チェック法です。
ティッシュを使ったとても簡単な方法です。

■口臭チェック
(1) ティッシュ1枚を4回折る。
(2) ティッシュで舌を上から下に5回なぞる。
(3) 2分後、深呼吸してティッシュを嗅ぐ。
この臭いが、自分の口臭に近い臭いです。

そもそも口臭の原因とは?
大きく分けて2つの原因があります。

1.病的口臭
歯周病や虫歯などの口の中の病気や胃腸の病気が原因というものです。
臭いの特徴としては、魚が腐ったような臭いです。

2.生理的口臭
こちらは、誰でも起こりうる口臭です。
多いのが、寝起き、空腹、緊張した時です。
舌の溝に口の中の細菌が入り込み表面が白色または黄褐色に見える舌苔も口臭の原因です。

ライオン歯科衛生研究所によると、口臭の原因の80%以上は、歯周病、虫歯、舌苔などの口の中があるものだそうです。

つまり、歯磨きと舌磨きをしっかりしておけば、80%以上は防ぐことができるということです。
ただ、それでも臭いに悩む人がいるといいます。
その原因の一つが、「臭い玉」です。
臭い玉の正式名は膿栓(のうせん)と呼ばれるもので、何百種類の細菌の死骸のかたまりです。臭い玉は、以前NHKガッテンでも取り上げられ話題になりましたのでご存知の方もいるかと思います。

中城先生の患者さんの中にも、臭い玉を持っている人が結構いるそうです。
臭い玉の大きさは、米粒大で、卵が腐った硫黄臭がするものです。
この臭い玉を取り除けば、一気に口臭を改善することができるといいます。

臭い玉はなぜできるのか?
臭い玉は、のどの奥の両側にある扁桃という場所にできます。
扁桃の表面には直径3~4ミリの小さな穴が20~30個あります。
ここで、喉に入ってくるウイルスや細菌をキャッチし、身体を守っています。
そのウイルスや細菌の死骸が塊なると臭い玉になります。
これが口臭の原因になることがあるということです。
通常は、飲み込んだり、痰として排出されるので溜まりません。

どうして臭い玉が溜まるのか?
原因の一つが唾液の減少だといいます。
唾液といっても大きく2種類あります。
一つは、食事や匂いを嗅いだ時に出るサラサラとした刺激唾液です。
もう一つは、24時間常に出てきるぬめりのある安静時唾液です。
臭い玉が溜まるのは安静時唾液の減少が考えられています。
安静時唾液が少ない人は、いわゆるドライマウスと呼ばれる人です。
ドライマウスは、加齢と口呼吸が原因と一つだといいます。

■ドライマウスのチェック
(1) 口の中がネバネバして話しづらい。
(2) 乾いた食べ物が食べにくい。
(3) 食べ物の味がよくわkらない。
(4) 喉や舌がよくヒリヒリ痛む。
(5) 唇がよく荒れる。
このうち、一つでも該当するものがあれば、ドライマウスの疑い有り。

臭い玉がある場合はどうしたらいいの?
耳鼻咽喉科で洗浄・吸引して取ってもらうのがいいといいます。
自分で行うと扁桃を傷つける恐れがあるためです。
そのため必ず専門医のもとで行って下さいということでした。

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カチカチ・ベロベロ体操で臭い玉予防

中城先生によると、臭い玉ができないようにするには、カチカチ・ベロベロ体操が有効だといいます。この体操は、唾液腺(耳下腺・舌下腺・顎下腺)を刺激して唾液の分泌を増やす体操です。

■カチカチ・ベロベロ体操
<やり方>
(1) 口を大きく開けてカチカチと噛んで36回鳴らす。

(2) 舌を口の外に出し、右に12回、左に12回まわす。できるだけ大きくまわす。

(3) 最後に口の中に溜まった唾液を飲み込む。
  唾液で扁桃に溜まる汚れを洗い流す。
起床後・昼食後・就寝前の1日3回行う。

唾液の分泌を増やすことは、臭い玉予防以外にウイルスなどの感染予防にもつながるので、冬の季節は特に取り入れてほしいといういことでした。

■にんにくの臭いを消す方法
口臭と言えば、にんにくの臭いもよく言われます。
これに有効なのが、りんごです。りんごに含まれるリンゴ酸がニンニクの臭い成分であるアリシンを分解してくれるからだといいます。
以前、別番組ですが、緑茶も効果があると言われていました。

■中城歯科医院
www.nakajo-dental.com/

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