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認知症

認知症予防・改善に社交ダンスが効果的 たけしのみんなの家庭の医学

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テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」8月16日で、未だに治療法が確立されていない認知症を名医も認める独自の方法で海外旅行まで行けるようになった劇的な改善法が放送されましたので紹介したいと思います。

認知症予防・改善に社交ダンスが効果的

認知症は、未だに画期的な治療法がみつかっていない不治の病だと考えられています。
進行を遅らせることはできても、治すことはできない病とされています
今回、そんな認知症を劇的に回復させることに成功した症例が紹介されました。

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まずは、認知症といってもいくつかの種類があります。一番多いのがアルツハイマー型認知症と呼ばれるものです。認知症全体の約半分を占めます。次に多いのがレビー小体型認知症と呼ばれるものです。認知症全体の約2割を占め、アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症です。今回、劇的な回復をされた方は、このレビー小体型認知症と診断された女性の方でした。

■レビー小体型認知症とは
レビー小体とは、神経細胞に出来るたんぱく質の一種です。このレビー小体型認知症では、このレビー小体が脳の大脳皮質や脳幹に発生し、脳の機能を障害することで、認知症の症状が起こります。
なぜ、レビー小体が発生するのか、どうすれば減少するのか、詳しいメカニズムは解明されていません。
症状は、初期の段階では物忘れよりも、幻覚が見られる場合が多くなります。また、手足の筋肉がこわばり、運動障害が生じるパーキンソン病に似た症状を伴います。
アルツハイマー型は徐々に症状が進行しますが、レビー小体型では、頭がはっきりした調子の良い時と、ぼーっとしている時を繰り返しながら進行します。
残念ながら、アルツハイマー型認知症と同様にレビー小体型認知症を治す薬は現在のところ、ありません。

今回の認知症の女性の方は、夫を亡くし、息子夫婦と一緒に暮らしていました。レビー小体型認知症と診断されたのは、70歳の頃でした。病院からは、進行を遅らせる薬と幻覚などを抑える薬で様子を見るというものでした。
ただ、その後の症状は、悪化の一途をたどるばかりで改善の兆しは見られませんでした。
そのため、息子さんも独自の改善法を模索するようになりました。
体操教室やカラオケなど様々なことを試してみましたがどれも効果はありませんでした。日に日に悪くなるばかりで、78歳になった頃にはついには一人で歩くことさえもできなくなり、とうとう介護レベルも5になってしまいました。

もう為すすべがないと思われていたのに、なんと2年後にはハワイ旅行に行けるまで回復したといいます。

その奇跡的な回復法が「社交ダンス」でした。

社交ダンスに通わせるきっかけになったのは、息子さんが、認知症の母親を病院から連れて帰る車の中での出来事でした。ラジオから流れるタンゴの曲に、今まで何もかも無反応だった母親が指でリズムをとるのを見たのがきっかけでした。
実は、若い頃、社交ダンスが好きでボーイフレンドとの甘い思い出もあるという方だったのです。最初、息子さんは、社交ダンスを見せたら、少しは母親が笑顔を取り戻せるではというおもいで連れて行ったそうですが、それがなんと1ヶ月後には自分でステップを踏んでダンスが踊れるまでになったといいます。
社交ダンスによって認知症が劇的に回復することができたということです。

認知症研究の第一人者である国立長寿医療センター 内科総合診療部長 遠藤英俊先生によると、近年、社交ダンスが認知機能・認知症に良い影響を与えるという研究データがいくつも報告されてるといいます。

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なぜ、社交ダンスは認知機能・認知症に効果的なのか?

社交ダンスは、まず全身を使って踊ります。これは有酸素運動を行うことになります。そして、ステップを覚えなくてはなりません。これは脳を使うことになり、知的活動を行うことになります。運動と知的活動の2つを同時に行うことが認知機能や認知症に効果的と考えられています。また、異性と踊る点も脳には良い刺激になるといいます。

社交ダンスの他にも認知機能の予防・回復に効果的な余暇活動がアメリカで報告されています。それが次の通りです。

■認知症のリスクを下げる余暇活動
1位.社交ダンス           76%減
2位.ボードゲーム(将棋・チェスなど)74%減
3位.楽器の演奏           69%減

これらの共通のポイントは、他人とのコミュニケーションがあるということです。
これが、認知症のリスクを下げることになるといいます。

認知症の予防改善にアロマが注目されています。
認知症患者に約一ヶ月間試したところ8割以上の患者に改善が見られたといいます。
アロマに関する記事はこちらです。

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