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血圧サージとは?原因と予防対策 コーヒーも注意 NHKガッテン

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血圧計

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NHKテレビ「ガッテン」10月4日で、今注目されている血圧の急上昇「血圧サージ」について放送されましたので紹介したいと思います。

血圧サージについて解説してくれる先生は血圧の専門家 自治医科大学 医学部 教授 苅尾七臣医師です。

苅尾七臣医師のプロフィール

自治医科大学 循環器内科学部門 主任教授。

1962年、兵庫県生まれ。1987年、自治医科大学卒業。国保北淡診療所勤務、アメリカ国立衛生研究所(NIH)プログラムプロジェクト共同研究員、自治医科大学内科学講座循環器内科学部門講師、コロンビア大学循環器センター客員教授などを経て、現職。専門は、高血圧、動脈硬化、老年病学。日本高血圧学会・高血圧ガイドライン2014など、循環器関連の各種ガイドラインの作成委員も務める

引用元:HMV&BOOKS

血圧サージとは?原因と予防対策

年を重ねるごとに気になるのが血圧です。

高血圧になると、動脈硬化を進め、脳卒中、心筋梗塞、大動脈瘤など、命にかかわる病気のリスクが高くなります。高血圧は、とても危険なことなのです。

でも今回は、血圧測定では正常値で、高血圧じゃない人でも血圧には、注意が必要だというお話です。

私たちの血圧は、日常生活の中で変化します。
血圧が変化することは多くの人が分かっていますが、どんな時に血圧が上がるのかは、よく分かっていません。

そこで今回、普段、血圧が正常な50代~60代前半の6名の男女の方に24時間の血圧計を10日間装着してもらい、どんな時に血圧が急上昇するのかを調べました。

すると次の場面で血圧上昇することが分かりました。

数値は血圧が上がった度合いです。

通勤 9mmHg 月曜日 19mmHg 階段 19mmHg
寒さ 9mmHg 緊張 20mmHg トイレ 12mmHg
コーヒー 8mmHg 深酒 20mmHg たばこ 21mmHg
  

血圧サージに注意!

今回のキーワードは、「サージ」です。サージ(Surge)とは、英語で波のことを意味します。

調査で分かった様々な場面での血圧上昇は、血圧の小さな波としてとらえることができます。

これらの波がいくつか重なることで大きな波となり、血圧の急上昇「血圧サージ」が起こると考えられます。

この血圧サージが今とても注目されています。具体的には、月曜日、たばこ、緊張などの小さなサージが重なると血圧サージが起こりやすくなるわけです。

寒さやたばこで血圧が上がるのは、なんとなくイメージできますが、コーヒーで上がるのは、知りませんでした。

コーヒーを飲む時は、血圧を上げることは避けないといけないですね。

コーヒーは大好きだけど血圧が気になる方にオススメ♪



全国的な大規模調査によると、この血圧サージが起きる人は、起きない人に比べ脳卒中の発生率が2.5倍になるというデータがあります。

中でも55mmHg以上の血圧サージはとても危険なサージであることが分かっています。

これは、朝起きてから2時間の血圧が、夜寝ている時の血圧に比べて55mmHg以上の場合を指します。

危険なサージが起きるポイントが起床です。起床するだけで血圧が20mmHg上がります。

これに深酒やたばこなどいくつか積み重なると55mmHg以上になります。

苅尾医師によると、実際、寒い冬の朝、トイレでいきんで心不全になった方が3人いるそうです。朝は、血圧を抑制する力が弱く特に注意が必要なんだそうです。

血圧サージを避ける対策は?

血圧を上げる行為を重ならにようにすることです。例えば、深酒をした朝は、ゆっくり起きるようにします。

深酒は、睡眠の質を下げ、血圧サージのリスクを上げます。ビール大瓶2本半又は日本酒2合以上は注意が必要です。

起床の血圧上昇の影響は2時間なので、この時間帯は血圧上昇を起こすことを重ねないように心がけます。

また、肥満、糖尿病の方は血圧が上がりやすいので注意が必要です。血管を柔らかくすることも血圧サージのリスクを下げます。

血管を柔らかくするには?

有酸素運動が効果的です。NO(一酸化窒素)が放出され血管が柔らかくなります。

血圧サージの見つけ方は?

用意するものは血圧計です。朝起きて1時間以内に血圧を測定します。
5日間の平均が135mmHg以上で変化の幅が20mmHg以上なら血圧サージが起きている疑いがあります。

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簡単血圧上昇予防法とは?

血圧上昇を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

日本高血圧学会の先生方に聞いた簡単な血圧上昇予防法です。

1.ベルトをゆるめる
ベルトを締めすぎると大動脈が圧迫され血圧が上がるため

2.スリッパを履く
寒い日はスリッパを履くだけで血圧上昇が抑えられる
足元は温度に反応しやすいため

3.深呼吸をする
30秒で6回(5秒で1回の早めの深呼吸)
2万人以上の調査からほとんどの人に効果あり
緊張・イライラ時におすすめ

まとめ

血圧サージについて紹介しました。血圧は、様々ことで上昇します。それら上昇する要因が重なると血圧の急上昇「血圧サージ」が起こることがありわけですね。

そのため、なるべる血圧を上げることが重ならないようことが大事です。特に月曜日の寒い朝は、上がる要因が多いので、血圧が気になっている方は、注意が必要かもしれません。

また、有酸素運動などをして常日頃から血管を柔らかくしておくのも大事ですね。

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