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大腸がん予防法 愛媛県の柑橘類みかん・タイ・はだか麦(麦味噌 さつま)・今治タオル体操 ゲンキの時間

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大腸がんの死亡率の低さ日本一が愛媛県です。そこでTBSテレビ「ゲンキの時間」5月8日で、愛媛県の大腸を健康にする4つのものが紹介されました。教えてくれたのが、愛媛大学医学部附属病院 准教授 池田宜央先生です。

大腸がんの死亡率の低さ日本一の愛媛県

大腸がんの患者数は年々増加しています。最近では、男性ではがんの中で最もかかりやすいがんとなり、女性でも乳がんに次いでかかりやすいがんになっています。
大腸がんが低い都道府県ランキングでは、愛媛県が男性では1位、女性では2位となっています。
愛媛県は男女共に大腸がんにかかりにくい県です。
■大腸がんの死亡率が低い都道府県ランキング
    <男性>  <女性>
1位. 愛媛県   熊本県
2位. 福井県   愛媛県
3位. 熊本県   奈良県

そもそも大腸がんの原因とは?
大腸がんの原因の一つとして動物性脂肪の摂り過ぎが挙げられます。
動物性脂肪を摂り過ぎると胆汁が大量に分泌されます。この胆汁が腸内細菌によって分解されて発がん性のある二次胆汁酸ができるからです。

なぜ愛媛県は、大腸がんになる人が少ないのか?
池田先生によると、腸内環境を整える4つの名産によるものが関係するといいます。
この4つの名産とは、次の柑橘類・タイ・はだか麦・タオルです。

1.柑橘類(みかん)

愛媛県はみかんをはじめとした柑橘類の生産が日本一です。
柑橘類には食物繊維が豊富に含まれます。食物繊維は腸内環境を整えてくれます。
また、みかんにはβ-クリプトキサンチン(ベータクリプトキサンチン)という物質が豊富に含まれています。このβ-クリプトキサンチンが大腸がんを防ぐ作用が確認されています。

2.タイ

愛媛県は、魚が豊富の漁れる県です。特にタイは、養殖生産量日本一です。
愛媛の人は日常食としてタイを食べるといいます。
青魚に多く含まれるというDHA、EPAですが、実は養殖マダイにも多く含まれます。
中でもEPAは、腸管の炎症を抑え、腸管粘膜を修復する作用があります。
さらにタイに含まれるビタミンB6は大腸がんのリスクを低下させる研究データもあります。

3.はだか麦(麦味噌・麦ご飯)

愛媛県は、はだか麦の生産量日本一です。
はだか麦には、水溶性食物繊維のβ-グルカンが豊富に含まれています。
このβ-グルカンは、腸内で善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれます。
さらに、免疫力を上げたり、余分なコレステロールの吸収を抑えたりしてくれます。
愛媛県の味噌とえば、このはだか麦を使った麦味噌が主流です。
麦味噌には、β-グルカンをはじめ食物繊維が豊富に含まれます。
さらに麦味噌に含まれる麹菌は、腸のビフィズス菌などの善玉菌を活性化し腸内環境を整えてくれるので大腸がん予防効果も期待できます。

麦味噌を使った料理と言えば、味噌汁ですが、それ以外に愛媛の郷土料理としてさつま(佐妻)があります。

さつま レシピ

(1) タイやアジなどの白身魚を焼き、身を取り出しすりつぶす。
(2) 麦味噌を加えて、混ぜ合わせて味付けをする。
(3) 糸こんにゃく、キュウリ、みかんの皮、ネギ・ゴマを入れたら汁の完成。
(4) 熱々の麦ご飯に冷えた汁をかけたたら出来上がり。

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さつまには腸にいい、麦味噌、タイ、みかんの皮など腸に良い食材がたっぷり入っています。ミカンがさわやかなアクセントになっています。

番組では、はだか麦がどれだけ腸にいいのか検証実験を行いました。
下痢や便秘に悩む3人の方に味噌汁を麦味噌に、ごはんを麦ご飯にするという麦生活を3日間行ってもらいました。腸への効果は腸の善玉菌の数値で検証しました。善玉菌が多いほど腸が健康だということです。

■結果 

65歳男性 10→12(+2)
50歳女性 24→43(+19)
36歳男性182→403(+221)
※善玉菌の数をスコアで表示

たった3日間ですが、みなさん善玉菌の数値が増えました。
腸が健康になり、下痢や便秘も改善されたそうです。

麦味噌が入手できないという人にはキウイフルーツもオススメだといいます。
キウイフルーツは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が2:1と理想的な割合で含まれている果物ですので腸内環境を整えてくれます。

4.今治タオル体操

愛媛県は、傾斜地の多く段々畑が多い地域です。ここを歩くことで、腸も刺激され腸にいいといいます。
また、愛媛県の今治では、健康増進のために16年前から行われているタオルを使った今治タオル体操があります。この体操は、腸を刺激する体操が盛り込まれており、腸を整えてくる効果があります。
今治では、小さな子供からお年寄りまで広く浸透した体操だそうです。

■今治タオル体操のやり方(動画)

じゃこ天

TBSテレビ系サタデープラス(12月3日)で、愛媛県民が大腸がんにかかりにくい原因の一つとして、じゃこ天をよく食べることがあげられました。
じゃこ天は、愛媛県宇和島の特産品です。味噌汁やうどんに入れたり、豚汁、カレーなどにも入れたり食べ方は様々です。

じゃこ天の何が大腸がん予防になるのか?
じゃこ天は、ほたるじゃこという魚を頭・内臓・うろこをとり、骨ごとすり潰して作ります。そのため、じゃこ天にはカルシウムが豊富に含まれます。最近、このカルシウムが大腸がんを予防する効果があるという多くの研究報告があります。
余分な胆汁酸から変化した発がん性のある二次胆汁酸とカルシウムが結合して無毒化する作用があると考えられています。

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