健康長寿の道

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センテナリアンの食事と運動 慢性炎症の抑制がカギ ゲンキの時間

      2017/03/05

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TBSテレビ「ゲンキの時間」2月12日でセンテナリアンについて取り上げられましたので紹介したいと思います。解説してくれる先生は、長寿研究の第一人者 慶應義塾大学 百寿総合研究センター 新井康通先生です。

センテナリアンとは

「健康で長生き」多くの人たちが願っていることです。
それを実現した人たちがセンテナリアンと呼ばれる方たちです。
あまり、聞き慣れない言葉ですが、次のような人たちです。

センテナリアンとは
センテナリアン(centenarian)とは、100歳以上の人物のことである。 日本語では「百寿者」とも表現する。 110歳以上の人物を指すスーパーセンテナリアンは、センテナリアン1000人につき約1名しか存在しない。 115歳以上となると非常に稀有で、有史以来現在まで記録されたのは50人にも満たない。

つまり、100歳以上の人は一世紀(one century)を生きるという意味から「センテナリアン」と呼ばれています。

センテナリアンになることに憧れますが、100歳まで健康で生きるのは至難の技です。
そこにはやはり遺伝が大きく影響しているのでは?と思われがちですが、最近の研究で、寿命を決めるのに、遺伝要因は25%で残りの75%が環境要因だということが分かってきたといいます。
つまり、日々の生活次第でセンテナリアンになることも夢ではないということです。

センテナリアンになるための秘訣

センテナリアンになるため、つまり健康長寿でいるための秘訣とは何なのか?
それを研究している施設があります。
それが慶應義塾大学にある百寿総合研究センターです。
新井康通先生と広瀬信義先生の2人の先生が中心になり、全国の100歳以上の長寿の方を訪問して健康長寿の秘密を調査するというものです。そこで重要なのは採血だといいます。血液分析から健康長寿の秘密が解き明かされる可能性があるからです。
こちらのセンターでは、これまでに100歳以上の方800人、75歳以上の方700人、合計1500人の血液を集めました。
これらの血液を検査することであることが分かりました。
それは「慢性炎症」が少ない方が長生きだということです。

グラフに見られるように慢性炎症が低い人ほど、生存率が高いという結果がでました。
でも、慢性炎症とは一体何なのか?
炎症には大きく分けて次の急性炎症と慢性炎症の2つがあります。

急性炎症とは
切り傷や風邪などによる喉の腫れなど、すぐに炎症が始まり、長くても数週間で治る炎症のことです。

慢性炎症とは
細胞の老化や壊れることで細胞から炎症物質が出て周囲の細胞に炎症が広がるというものです。慢性炎症は、痛みの自覚症状がほとんどなく気づかないうちに全身に広がることもあります。
慢性炎症を早めるものとしては、肥満、ぜんそく、歯周病があります。肥満になると内臓脂肪が増えて臓器の血流が悪くなり炎症を引き起こす物質が分泌され慢性炎症に、ぜんそくは気管支の空気の通り道の炎症が続くため慢性炎症に、歯周病は歯と歯肉の間に歯周病菌が入り、炎症物質が作られ慢性炎症を引き起こします。
慢性炎症は、知らない間に全身に広がり、動脈硬化、脳卒中、糖尿病、がんなど命にかかわる病気につながると考えられます。慢性炎症はまさに病気の元凶なのです。

センテナリアンの方は、慢性炎症が低いので大きな病気にかかることが少ないため長生きできると考えられます。

実際、100歳以上の方は、動脈硬化や糖尿病の方は少ないというデータがあります。
このことから慢性炎症を抑えることが健康長寿になる秘訣と言えます。

慢性炎症は計測できるのか?
血液中のCRPや炎症性サイトカインなどの炎症性物質を調べることで計測することができます。一般的な健康診断では、血液検査のCRPの値が炎症の目安となります。

テロメアが短くなりにくい
センテナリアンのもう一つの特徴としてテロメアが短くなりにくいという特徴があります。

テロメアとは
テロメアは染色体の末端部分で染色体を保護する役目があります。このテロメアは細胞分裂のたびに短くなり、限界に達すると分裂が停止します。この状態を細胞老化と考えられています。テロメアが短ければ短いほど老化が進んでいる状態と考えられています。

つまりセンテナリアンの人はテロメアが短くなりにくいので細胞レベルでも老化しにくいということがいえます。

慢性炎症を抑える方法

では、どのような生活をしたら慢性炎症を抑えることができるのか?
慶應大学 百寿総合研究センターの研究によると2つのポイントがありました。
それが食生活と身体活動です。

食生活

■魚を積極的に摂る
魚にはオメガ3系不飽和脂肪酸のEPA・DHAが豊富に含まれます。EPA・DHAは血中の中性脂肪やコレステロールを調整して慢性炎症を抑える働きがあります。
実際、100歳の自立者の血中のDHA・EPA濃度は介護を必要とする人よりも高いといったデータがあります。
やはり、青魚に豊富に含まれるEPA・DHAが健康にはとても良いようです。
また、魚を中心に豚や鶏などの肉もバランスよく摂ることで慢性炎症を抑えてくれるといいます。

身体活動

■定期的な運動
運動には、体重をコントロールする作用、内臓脂肪の減少効果があります。
さらに血液循環もよくなる事で全身に栄養が行き渡り、慢性炎症を抑えられ、動脈硬化の予防にもつながります。
実際、85歳以上の約7割の方が毎日30分以上歩いているというデータがあります。
大阪大学人間科学研究科 権藤恭之先生の研究によると、センテナリアンの約80%の方が幸せと感じているといいます。
年齢と共に変化する物事の捉え方、考え方を老年的超越といいます。
この老年的超越が高まると身体の悪い部分や衰えが気にならなくなり、幸福感が高まると考えられています。
老年的超越を高めることができれば、幸福感を感じながらセンテナリアンになれることができるのかもしれません。

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